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    授業内容詳細

 演習ⅡB
   Seminar ⅡB
授業科目区分
経済学部(経済・経営学科)専門教育科目・演習・卒業論文
担当者 中村 悦広(助教)
グレード
テーマ 自然災害の分析と地域経済分析システム(RESAS)の応用
キーワード 自然災害,復興政策,原発事故,法と経済学,行政・財政,水平型支援,情報の共有・公開,ガバナンス,行政・企業・NPO,RESAS
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3
単位数
2

授業の目的及び概要 この演習ⅡBは,東日本大震災を主な事例として,国家が重大な危機に直面したときに,「民間の立場」と「行政の立場」のそれぞれにおいて,なにを根拠にどのように対応すべきかという行動規範を,社会科学(経済学,法学)の視点から学修します。
また,演習では,各自の卒業研究を具体的に進めていきます。したがって,研究の中心となる情報を収集し,調査・分析を深めて,具体的に執筆作業を進めていくことになります。
演習では,地域経済分析システム(RESAS)を使って,個別の政策を評価ための視点やその方法についても学修します。
この演習ⅡA,Bは,経済学の「応用」に位置づけられます。よって,特に基礎的な経済学とデータ分析の知識を身に付けている必要があります。
また,演習ⅡA,Bでは,就業力(問題解決能力)の育成を意識し,一年間の学修を通して,現代社会の課題を経済学的な視点から考察する力を身に付け,さらにそれらの課題をデータ等を用いて実証的に考察する力を養うことを目指します。
履修条件 特になし
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目で学ぶ内容は,学位授与の方針(DP)に定める,学生が本学における学修と経験を通じて身に付ける知識や能力のうち,以下に該当します。
2.経済学を中心とする幅広い専門知識を身に付けている。
3.現代社会の経済問題を理解し,その解決の方法を考える力を身に付けている。
4.他の人々と協同し,社会の一員として活躍できる能力を身に付けている。
演習では,経済学でよく使用される用語の意味は知っていて,基礎的なミクロ経済学,マクロ経済学,財政学,コンピューターリテラシー(ワード,エクセル,パワーポイント)の知識はすでに身に付いているものとします。
学修の到達目標 1.専門書を深く読むことができる。
2.必要な情報を自分で調べることができる。
3.論点を抽出し論理的に整理することができる。
4.人前で発表し相手に上手く伝えることができる。
5.討論することができる。
授業の方法 基本的にテキストを使用します。発表者はテキストを読み発表資料を作成し,聞き手(他の演習生)はテキストを読み質問を考えます。ここまでは授業の準備として授業時間外に行うことになります。
ここからは授業中に行います。発表者は発表資料(レジュメ,パワーポイントなど)を使って要点や課題を発表し,聞き手は発表を真面目に聞きます。発表後に,発表内容について討論をします。
最後に,教員が発表内容についてまとめ,残された課題などを全員で議論します。
授業外の学修(予習・復習等) 1.各自授業の範囲を予習し専門用語の意味などを調べておきましょう。
2.発表者は発表時の資料作成しましょう。
3.授業外でもRESASを使って操作に慣れましょう。
4.授業を欠席した場合は,担当教員や友達に内容を聞くなどして次の授業までに自習しておくようにしてください。
テキスト・参考書 ・テキスト
齊藤誠・野田博【編】(2016)『非常時対応の社会科学-法学と経済学の共同の試み-』有斐閣。/4,212円(税込み)
※テキストは受講生の興味に応じて変更する可能性があります(以下の参考書)。

・参考書
日経ビッグデータ(2016)『RESASの教科書 リーサス・ガイドブック』日経BP社。/2,960円(税込み)
成績評価の基準・方法 ・演習への取り組み方・姿勢(20%:20点)
・報告の準備・内容・討論(40%:40点)
・提出課題(40%:40点)
履修上の注意事項など 授業中,他者の迷惑となるような行為及び授業の雰囲気を悪くするような行為(授業の妨害行為)はやめてください。
この科目の履修にあたって 経済学を身につけて,卒業論文・レポートを完成させるには,地道な努力の蓄積が必要となります。やむを得ない理由があれば別ですが,継続して授業に出席するようにしてください。
オフィスアワー 火 16:20~17:00 花岡コモンズ 授業の質問
月 12:20~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 


第1回 ガイダンス

春学期の授業計画と使用テキストの説明

第2回 RESAS応用(1)

RESASの使い方の基礎を学びます。
・「人口マップ」及び「地域経済循環マップ」の操作(応用)と分析

第3回 RESAS応用(2)

RESASの使い方の基礎を学びます。
・「産業構造マップ」及び「企業活動マップ」の操作(応用)と分析

第4回 RESAS応用(3)

RESASの使い方の基礎を学びます。
・「観光マップ」及び「まちづくりマップ」の操作(応用)と分析

第5回 RESAS応用(4)

RESASの使い方の基礎を学びます。
・「雇用/医療・福祉マップ」及び「地方財政マップ」の操作(応用)と分析

第6回 自然災害からの復興

報告者の報告と報告に基づく質疑・討論/解説とまとめ

第7回 非常時における民間の行動規範

報告者の報告と報告に基づく質疑・討論/解説とまとめ

第8回 事前的なリスク対応

報告者の報告と報告に基づく質疑・討論/解説とまとめ

第9回 事後的な損失負担

報告者の報告と報告に基づく質疑・討論/解説とまとめ

第10回 危機対応と財政制約

報告者の報告と報告に基づく質疑・討論/解説とまとめ

第11回 卒業研究報告(1)

報告者による卒業研究(概要,資料などの調査結果,分析と分析結果)の報告と報告に基づく質疑・討論/解説と改善点,まとめ

第12回 卒業研究報告(2)

報告者による卒業研究(概要,資料などの調査結果,分析と分析結果)の報告と報告に基づく質疑・討論/解説と改善点,まとめ

第13回 卒業研究報告(3)

報告者による卒業研究(概要,資料などの調査結果,分析と分析結果)の報告と報告に基づく質疑・討論/解説と改善点,まとめ

第14回 卒業研究報告(4)

報告者による卒業研究(概要,資料などの調査結果,分析と分析結果)の報告と報告に基づく質疑・討論/解説と改善点,まとめ

第15回 秋学期のまとめ

全体のまとめ/卒業研究の進捗状況の報告と報告に基づく質疑・討論/課題の提示