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    授業内容詳細

 演習ⅡB
   Seminar ⅡB
授業科目区分
経済学部(経済学科)専門教育科目・演習・卒業論文
担当者 徳丸 義也(教授)
グレード
テーマ 近代日本経済史の研究
キーワード 幕藩体制,西洋の衝撃,明治国家,自由民権運動,明治憲法,日清・日露戦争,帝国主義,ワシントン体制,満州事変,戦後経済
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3
単位数
2

授業の目的及び概要 近代日本経済史の理解を深める。同時代の世界の政治史や経済史との関連や比較も行う。北岡伸一『日本政治史-外交と権力』(有斐閣)を読んでいく。放送大学用テキストとして書かれた近代日本政治史の本である。経済史の本ではないが、日本の近代史がわかりやすく書かれているので、この本を選んだ。経済史の部分は、担当教員が補足する。全体が15章に分かれているので、毎回、1章ずつ読み進んでいく。報告担当者が内容を紹介し、疑問点を述べる。担当教員が説明を行い、さらに報告者以外の学生の発言と教員のディスカッションを通じて、理解を深める。
 ただし、受講者の希望や研究大会への参加などの状況によっては、別の内容にする場合もあることを了解しておいて欲しい。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目で学ぶ内容は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
「3.現代社会の経済問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている。」
「4.他の人々と協働し、社会の一員として活躍できる能力を身につけている。」

また、この演習は、総合政策コースの学生を主な対象とした演習科目で、履修指定科目です 。

学修の到達目標 同じ担当者の演習ⅡAと並んで、日本経済史に関する基本的な理解をもってもらうことが目標。高校までの歴史の授業、テレビの時代劇や歴史番組などを通じて形成されている近代日本史像を、より豊富にしていってほしい。そして、さらに進んで、日本の経済や社会は、どのような歴史的経過によって現在のような姿になってきたのか、他の国々の場合とはどのように違うのか、それはなぜなのか、ということ問題を、近代史のあり方を通じて、考えてほしい。
授業の方法 毎回、担当者を決めて、テキストの内容紹介を行うが、担当以外の学生も、全員が必ず発言する機会を設ける。テキスト以外にも、担当教員の日本経済史の授業スライドや、ネット上の歴史資料などを紹介して、補足説明を行う。演習なので、教員による一方的な説明ではなく、各人の率直な発言によって、議論が展開し、テーマへの理解が深まることが期待されている。
課題に対するフィードバックについて
 発言に対してはその都度コメントを返し、提出物やレポートについても、重要な論点を提出したものは紹介する。

授業外の学修(予習・復習等) 報告担当者は、担当部分を紹介するために、A4版2枚程度の資料を作成する。報告担当以外の学生は、テキストをよく読み、理解しにくい点や、疑問点などをメモし、授業での発言の準備をしておく。インターネットでの情報検索も有効ではあるが、歴史分野は、従来の書籍タイプの情報源が充実している。テレビの歴史番組やDVDの歴史資料も有益である。各回で取り上げられるテーマについて、関連の情報をキャッチし、自分の発言に生かすことが推奨される。
テキスト・参考書 北岡伸一『日本政治史-外交と権力』(有斐閣、2011年)。
成績評価の基準・方法 毎回の提出物(40%)、期末レポート(60%)
履修上の注意事項など 経済、政治、社会など、社会科学と呼ばれる分野は、教室で授業を受けたり、自分で本を読んだりして勉強することも重要だが、毎日の暮らしの中で、現実に起こっていることを経験し、知ることも、非常に大事な勉強である。日常生活が、自然科学の実験室の中にいるようなものである。しかし、好奇心や興味を持たなければ、せっかくの貴重な「実験」も、その意味を理解できずに過ぎ去ってしまうであろう。ぜひ、日本や世界で起こっている問題に、「どうしてそうなるのか」という好奇心をもってほしい。そして、本科目の場合には、その「どうして」の答えを、歴史の中に見つけてほしい。
この科目の履修にあたって 近代日本の経済史というテーマは、平成生まれの皆さんにとっては、遠い過去の出来事であり、興味をもつ人ともてない人が分かれてしまうかもしれない。出来るだけ履修者の希望を取り入れて、全員が興味をもって、「面白い」と感じることが出来るようなゼミにしたいと考えているので、率直に意見を出して欲しい。
オフィスアワー


第1回 江戸から明治へ(1)

幕藩体制の政治的特質

第2回 江戸から明治へ(2)

西洋の衝撃への対応

第3回 明治時代(1)

明治国家の建設

第4回 明治時代(2)

政府批判の噴出

第5回 明治時代(3)

明治憲法体制の成立

第6回 明治時代(4)

議会政治の定着

第7回 明治時代(5)

日清・日露戦争

第8回 大正時代(1)

帝国の膨張

第9回 大正時代(2)

政党政治の発展

第10回 大正時代(3)

国際協調と政党内閣

第11回 昭和時代(1)

軍部の台頭

第12回 昭和時代(2)

帝国の崩壊

第13回 昭和時代(3)

敗戦・占領・講和

第14回 昭和時代(4)

自民党政治の発展

第15回 昭和から平成へ

国際秩序の変容と冷戦の終焉