トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 演習ⅠB
   Seminar ⅠB
授業科目区分
経済学部(経営学科)専門教育科目・演習・卒業論文
担当者 関 隆教(助教)
グレード
テーマ マーケティング論の基礎知識の理解
キーワード マーケティング・マネジメント,戦略的マーケティング,関係性マーケティング,ケース分析
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2
単位数
2

授業の目的及び概要  マーケティングの基礎的な概念だけでなく,発展的な知識を取り入れ,その理論体系を学びます。たとえば,「消費者の声に耳を傾け,忠実に再現された製品にもかかわらず,その製品が売れない現象が生じるのはなぜか」といった問題意識に対し,適切な理論的アプローチで分析することを目的とします。ただし,当該演習を受講するにあたって,マーケティング概論の授業を履修していることが望ましいですが,受講していない場合でも,演習に参加しながら学ぶことが可能です。
 本演習では,マーケティングに関する専門知識を学修するだけでなく,実際のビジネスにおいて有用な論理的思考能力,コミュニケーション能力を身に着けることが目標となります。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目は,経済学部経営学科の専門演習科目です。また,学位授与の方針(DP)に定める,学生が本学における学修や経験を通じて身につける知識や能力のうち,以下に該当します。
 「3. 企業をはじめとする組織の経営問題を理解し,その解決の方法を考える力を身につけている。」
 「4. 他の人々と協働し,企業をはじめとする組織の一員として活躍できる能力を身につけている。」
学修の到達目標 ・企業のマーケティングに関する基礎的な概念枠組みを理解し,それを用いて実際の企業を分析することができる。
・分析した内容を聞き手にわかりやすくプレゼンテーションすることができる。
・自分の意見や主張を述べ,議論することができる。
授業の方法  秋学期の前半では,グループワークを中心とした研究を行います。研究発表大会での発表を念頭に,前期で設定した研究課題にグループで取り組みます。その際,単純な経営現象の分析ではなく,既存理論における問題点を整理した上で,理論的・実践的な示唆としてのアウトプットを抽出できることを目標とします。
 また,春学期に引き続き,学外の他ゼミとのディベートやゼミ対抗の学外研究大会などへの参加を予定しています。大学を跨いだ交流により,知識の共有やネットワークの構築,そして新たな自分の気づきを得るといった幅広い視野を身につけられるようなコンテンツを考えています。なお,他大学との合同ゼミにおいては,実際の企業の実務家との交流や研究なども視野に入れています。
 一方,後半(研究発表大会後)は,そこで学んだ経験も踏まえ,再度,テキストに基づいた学修を行うことで,知識の定着化を目指します。その際,各個人が与えられた課題に対し,適切な理論および分析方法で取り組み,報告します。それに対し,受講者全員がディスカッションに参加し,各々の知識や理解を深める議論を行います。
 なお,報告を担当した個人は,ディスカッションでの意見も踏まえ,自身の考えを再度レポートにまとめ,提出してもらいます。その中で優秀なレポートについては,授業中に適宜紹介します。また,発表にはパワーポイントを使用し,資料の共有(レポートの提出や授業資料の管理)などはWeb(It’s classやe-mailなど)を通じて行われます。
授業外の学修(予習・復習等) ・後半のテキストセッションの学修の際は,割り当てられた内容について必ず予習しておくこと(報告者以外の人が予習していなければ議論になりません)。また,講義後には,予習して得られた自分の見解と講義の中で学んだことの差異について考え,復習しておくこと。
・グループでの発表がありますので,適宜,従業外にグループで集まり,報告内容の議論やプレゼンテーションの練習を行うこと。
・ビジネス雑誌や著書,新聞やインターネットなどからビジネスに関する様々な情報を積極的に収集するよう心掛けてください。
テキスト・参考書 ・高嶋克義・桑原秀史『現代マーケティング論』有斐閣アルマ,2008年。
上記のテキストについては,後半のテキストセッションにおいて使用するだけでなく,次年度のゼミでも活用することになるので,必ず購入して下さい。
成績評価の基準・方法 ・演習への積極的参加(50%),プレゼンテーション(30%),レポート(20%)
とくに,演習への積極的参加は,議論や質問など演習への能動的な姿勢を総合的に評価します。論理的整合性の欠く理由での遅刻や欠席などは能動的な姿勢の欠如として判断します。
履修上の注意事項など ・毎回出席することが前提です。無論,遅刻・欠席の際は必ず事前に連絡すること。
・提出物の期限や言葉遣いなど基本的な受講上のマナーを守ること。
・ゼミも一つの「組織」として考えることが可能です。共通の目的,貢献意欲,コミュニケーションが参加者には求められます。そのためには,一人ひとりがゼミ活動に積極的に参加し,ゼミという組織を自分たちが動かしているという意識を持って活動してください。
この科目の履修にあたって  営業組織や小売組織,そしてサービス組織などにおける現場従業員の創造性について研究しています。ゼミでは,ゼミ生自身の戦略として(たとえば,今後の就職活動において),“ポジショニング”をどこに位置づけることが良いのだろうか,あるいは自身の“コア・コンピタンス”とはどのようなものだろうか,といったことを自分で考えられる力が身につくようサポートできればと思っています。
オフィスアワー 火 10:40~12:10 花岡コモンズ 授業の質問、キャリアと進路、大学院進学(経営系)


第1回 ガイダンス

本演習の進め方の説明および夏休みの振り返りと秋学期の目標を計画する。

第2回 グループ研究①

グループで分析する理論と事例対象の候補を絞り込む。

第3回 グループ研究②

事例対象と理論の整合性を検討したうえ,事例企業を選択し,情報を収集する。

第4回 グループ研究③

収集した企業の情報をもとに理論的な分析を行う。

第5回 グループ研究④

分析に論理的矛盾がないかを検討する。

第6回 事例分析の発表①

分析結果の発表と全体での議論。

第7回 事例分析の発表②

分析結果の発表と全体での議論。

第8回 事例分析の発表に対する評価

発表と議論の実践から得られた課題点・修正点を確認する。

第9回 事例分析のグループワーク⑤

グループで分析する理論と事例対象の候補を絞り込む。

第10回 事例分析のグループワーク⑥

事例対象と理論の整合性を検討したうえ,事例企業を選択し,情報を収集する。

第11回 事例分析のグループワーク⑦

収集した企業の情報をもとに理論的な分析を行う。

第12回 事例分析のグループワーク⑧

分析に論理的矛盾がないかを検討する。

第13回 事例分析の発表③

分析結果の発表と全体での議論。

第14回 事例分析の発表④

分析結果の発表と全体での議論。

第15回 まとめ

一年のまとめと振り返り