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    授業内容詳細

 社会心理学
   Social Psychology
授業科目区分
(経済学科)商学(経営学科)学科共通科目
担当者 武藤 麻美(准教授)
グレード G2
テーマ 社会における人間の心理と行動について学ぶ
キーワード 集団力学,偏見・ステレオタイプ,印象形成,コミュニケーション,ソーシャルサポート
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2
コース 1年生 (経営)学科共通科目
2年生 (経営)学科共通科目

授業の目的及び概要 本授業では、自己や他者の認知、対人コミュニケーション、ストレスと精神的健康、集団力学などを学び、社会心理学の主要な知見を知識として修得することを目的とした講義を行う。
履修条件
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、学位授与の方針 (DP) に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当する。
4.他の人々と協働し、企業をはじめとする組織の一員として活躍できる能力を身につけている。
企業をはじめとする組織の中で他の人々と協働し、組織の一員として活躍していくためには、顧客・同僚など他者の気持ちを推察しながら、的確な行動ができることが必要である。そのためにも、この授業で社会心理学の諸理論を学び、人間理解を深めていく。
学修の到達目標 社会心理学の基礎的な概念を知るとともに、それを日常生活に応用して考え、社会について幅広いものの見方ができる能力を養うことを目標とする。
授業の方法 講義では、PowerPointや映像(音声)教材等を活用し、能動的学習(アクティブ・ラーニング)も取り入れる。社会心理学の各理論やテーマについて、適宜グループでのディスカッションと発表、コメントペーパーの作成を行う。優秀なコメントペーパーについては授業中に紹介する。
授業外の学修(予習・復習等) 授業において課された課題に取り組み、学修した内容の理解が深められるように努めること。
講義の初めに前回講義の内容に関する確認を行うので、プリントやノートを見直し必ず復習しておくこと。また日頃より新聞や書籍等をチェックし、現代社会の様々な問題に関心を持っておくことが望ましい。
テキスト・参考書 授業内で適宜プリントを配布する。
参考書は「藤原武弘 (編) 社会心理学 (現代心理学シリーズ) 培風館 1997年」とする。
成績評価の基準・方法 コメントペーパー(20%)、定期試験(80%)とする。
この科目の履修にあたって 社会心理学は、様々な社会事象の理解を促してくれるものである。自己理解をはじめ、他者との円滑なコミュニケーション方法や効果的なリーダーシップの取り方、集団内で受ける心理的な影響など、私たちの生活にとって非常に身近なトピックが多い。この授業で学んだことを今後の学業生活や対人関係、就職活動に是非活かしていってほしい。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 社会心理学とは

社会心理学の成り立ちや定義について解説する。

第2回 自己とは

自己概念や自己意識特性について解説し、自身の自己概念を把握するためのワークも行う。

第3回 印象形成とステレオタイプ①

「第一印象は3秒で決まる」とも言われるが、はたしてどのようにして他者に対する印象は形作られるのか、解説する。

第4回 印象形成とステレオタイプ②

固定観念や先入観とも言われるステレオタイプについて解説する。また、自分がどのような第一印象を持たれるか、検討するためのワークも行う。

第5回 対人コミュニケーション①

対人コミュニケーションについて解説する。言語的・非言語的コミュニケーションの概念について説明し、自身のコミュニケーションスキルを検討するワークも行う。

第6回 対人コミュニケーション②

欺瞞のコミュニケーションや、効果的なコミュニケーションについて解説する。効果的なコミュニケーションの練習として、伝言ゲームを用いたワークも行う。

第7回 親密な対人関係と恋愛心理

人はどのような他者に魅力を感じるのか、対人魅力の規定因について解説する。また自身の恋愛心理(恋愛のタイプ)を検討するワークも行う。

第8回 ストレスと精神的健康

ストレスは健康には悪いものと捉えられがちだが、適度なストレスは日々の生活に刺激を与えてくれるものであり良い面も持っている。ストレスとは何かを解説し、精神的健康にはどのようなことが必要かも解説する。

第9回 ストレスとコーピング,ソーシャルサポート

ストレスの対処法について解説する。自身の思考パターン(考え方のクセ)について検討するワークや、日頃より得ているソーシャルサポートを振り返るワークも行う。

第10回 援助行動と攻撃行動

どのような状況で人は他者を助けたり助けなかったりするのか、またどのような状況で人間は攻撃的になるのか、解説する。

第11回 集団と個人

集団とは何か、また集団に所属することで、個人の思考や行動はどのような影響を受けるのか解説する。社会的促進や社会的手抜きの現象についても解説する。

第12回 同調行動と権威への服従

「周囲の空気を読んで意見を言えなかった、本音を話せなかった」といった体験をしたことがあるだろう。このような同調行動がなぜ起きるのか、集団圧力や権威への服従などについて解説し考えていく。

第13回 集団思考と集団極性化

「三人寄れば文殊の知恵」と言われるが、必ずしも集団による意思決定がうまくいくとは限らない。集団浅慮や集団極性化について解説し、集団意思決定に関するワークも行う。

第14回 集団間差別

なぜ集団間の差別が生じるのか、またなぜ集団内でいじめなどの排斥行動が起きるのか、内集団ひいきや黒い羊効果などの現象について解説しながら考えていく。

第15回 リーダーシップの理論

リーダーシップとは何か、解説する。