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    授業内容詳細

 保険論
   Insurance
授業科目区分
経済学専門教育科目・商学
担当者 深瀬 澄(教授)
グレード G2
テーマ リスク社会と保険(秋季集中講義9/11~17、保険業界寄附講座、大学コンソーシアム大阪単位互換科目、市民公開授業)
キーワード リスク,リスクマネジメント,リスクの経済分析,保険の歴史,保険商品,アンダーライティング,保険契約,損害保険,環境汚染保険
開講年度
2017
開講時期
秋季集中
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(経)グローバル経済コース基本科目(経営系)(2012~2013年度入学生),(経)会計ファイナンスコース基本科目(ファイナンス系)(2012~2013年度入学生)

授業の目的及び概要 土木、医療・衛生、防災等のテクノロジーの進歩により、私たちは時として経済活動がリスクの前提の上に成立していることを忘れる。しかし、一度、大きな事件が勃発すると、高度情報化社会の脆い一面が露呈して、リスクからは逃れられないことを実感する。
このようなリスクを管理する仕組みが「保険」であり、保険学は、実務(商取引・債務不履行・偶発的事故・天変地異)や日常生活(交通事故・火災・風水害・病気・怪我)ときわめて密接に関連した学問である。身の回りの保険(実務)の中で、保険の原理や制度がどう機能し、運営されているか、それらが産業の発達や時代の変化とともに、どのような変容を迫られているかを考える。
履修条件 履修については、初歩から始めるので特に基礎知識は必要としません。


ただし、保険業界様のご厚意により開講している授業であり、また、大学コンソーシアム大阪提供科目でもあり他大学の学生も、さらに市民公開科目でもあり、社会人も受講します。受講マナーが悪く本学の名誉を損なう人は履修をご遠慮願います。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 【DPにおける位置づけ】
この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と体験を通じてみにつける知識や能力のうち、以下の各項目内容の一部に該当する。
3.企業をはじめとする組織の経営問題を理解し、その解決方法を考える力をみにつけている。
4.他の人々と協働し、企業をはじめとする組織の一員として活躍できる能力をみにつけている。
学修の到達目標 ①保険・リスクマネジメントに関する基本的な考え方を理解する。
②保険商品、保険契約についての実生活に必要な知識を身につける。
③リスク社会における保険の役割を考える。
授業の方法 ●秋季集中講座。
●保険実務のベテラン担当者によるリレー講義。
●受講は指定席とする。
●プロジェクターを使用して説明する。
●紙ベースの資料を配布し、空欄に書き込みながら解説を聴く。
 
・できる限り保険実務における具体的な事例を紹介しながらわかりやすく解説し、日常生活やビジネスの現場で役立つ実践的な知識を身に付けてもらいたい。
・終盤にはパネル・ディスカッションも予定している。
ここで受講生からの質問や意見を受け付けて、パネラーよりフィードバックをする。
授業外の学修(予習・復習等) 配布資料を整理し、ファイリングすること。
特に、業界に特有の表現や用語等を復習し、理解しておくこと。
テキスト・参考書 ●テキスト:
下和田功「はじめて学ぶリスクと保険[第3版]」(有斐閣、2700円+税)

●配布資料:
Itsクラスに配布資料をUPするので、各自でダウンロードして持参すること。
重要箇所は穴埋形式。膨大な量になる⇒資料整理にA4ファイルを用意
成績評価の基準・方法  筆記試験(100点)。
 試験範囲:大部分は講義レジメが中心。
 ①マークシート式問題+記述問題
 ②講演会、討論会については自由記述問題。
 *自筆ノート以外の持込みは不可
履修上の注意事項など 単位救済のための”楽勝科目”ではない。
保険会社様のご好意による寄付講座であり、また、大学コンソーシアム大阪の単位互換科目でもあり、他大学の学生も履修していることをご理解の上、しっかりと学んで下さい。欠席・遅刻、受講マナーの不良に対しては、ペナルティーとして減点します。
この科目の履修にあたって 保険業界を志望する人以外にも、最近は、金融機関や住宅メーカー、自動車ディーラでも保険を販売するようになっており、業界研究としても役立ちます。

オフィスアワー 水 10:40~12:10 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、レポート作成支援


第1回 リスクの基礎知識

(テキストpp.1-25)
1.リスクと保険
2.リスクとは何か

第2回 リスクマネジメントの基礎知識

(テキストpp.26-37)
1.リスクマネジメントとは何か
2.リスクマネジメントの目的と意思決定
3.リスクマネジメントの意思決定とその手法

第3回 保険の歴史

(テキストpp103.-113)
1.海上保険
2.火災保険
3.生命保険

第4回 保険契約の基礎

(テキストpp.53-65)
1.保険契約とは何か
2.保険契約の当事者・関係者と義務
3.保険契約の内容と保険契約者・被保険者の規律づけ

第5回 保険の経済分析

(テキストpp.86-96)
1.保険の経済分析
2.逆選択とモラルハザード

第6回 保険の構造と特徴

(テキスト第7章)
1.保険の構造
2.保険の機能と経済効果
3.保険の仕組みと機能

第7回 保険可能なリスクの分類と保険商品

(pp.132-142)
1.保険可能なリスクとは
2.保険可能なリスクの分類
3.保険商品とその特徴
4.消費者保護

第8回 損害保険の基礎知識(1)

(テキストpp.143-154)
1.住まいに関わるリスク
2.火災保険の概要
3.地震保険の概要

第9回 損害保険の基礎知識(2)

1.自動車を取り巻くリスク
2.自動車保険の補償内容
3.自賠責保険の目的と役割
  

第10回 損害保険の基礎知識(3)

1.けがと病気のリスク
2.けがと病気のリスクに対する保険
3.新商品開発と保険の販売

第11回 企業のリスクと保険

1.保険可能な企業リスクの分類と概要
2.保有
3.企業のリスクに対する保険

第12回 損害保険会社の環境経営/        CSR経営

1.損害保険会社と環境問題
2.保険による環境リスク管理の有用性
3.環境保険の現状と将来
4.損害保険業界と環境実践経営

第13回 アンダーライティングと損害調査

1.アンダーライティング
2.契約の保全
3.損害調査の目的
4.損害保険の損害調査

第14回 パネルディスカッション

コーディネタと講師陣により基調講演とパネルディスカッションを予定している。

第15回 総括

基本事項の理解確認等
★講師の都合で変更もあります。