トップページ | シラバス |  
 
    授業内容詳細

 銀行論(銀行制度)
   Financial Institution (Banking System)
授業科目区分
経済学専門教育科目・商学
担当者 小巻 善郎(教授)
グレード G3
テーマ 銀行の役割とその業務
キーワード 金融市場,間接金融,銀行の固有業務,銀行の公共性,メインバンク制度,中央銀行,預金保険制度
開講年度
2018
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2
コース 3年生 (経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(経営)会計ファイナンスコース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(経)会計ファイナンスコース基本科目(ファイナンス系)(2012~2013年度入学生)

授業の目的及び概要 この銀行論(銀行制度)では、制度的な面を中心にして、銀行の役割とその業務内容を学ぶことを目的としています。
授業では、まず銀行が金融市場で担っている役割を学び、次いで銀行の預金業務、貸出業務、為替業務、証券業務、国際業務などの業務の内容を学びます。加えて、明治維新から現在までの銀行制度の歩みや、銀行に対する規制・監督、中央銀行である日本銀行の機能、預金保険制度のしくみを学ぶことにより、銀行の役割とその業務に対する理解を補強します。
この銀行論(銀行制度)を学修することによって、社会に出てから必要となる金融全般の知識と、銀行を使った資金の運用・調達の知識を身につけることができます。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
 2.経済学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。
 3.現代社会の経済問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている。
また、この科目は、教員過程編成・実施の方針(CP)において、専門教育科目として位置づけられています。
学修の到達目標 この科目では、以下の3点を学修の到達目標とします。
・金融市場の構造と銀行が果たしている役割を理解できるようになる。
・銀行の主な業務内容を理解できるようになる。
・銀行に対する規制・監督の内容を理解できるようになる。
授業の方法 毎回配布するパワーポイント用の資料を使って、講義を中心とした授業を行います。
中間時点で小テストを実施し、その結果は、授業において口頭でフィードバックします。
また、学期末には期末試験を実施します。
授業外の学修(予習・復習等) 指定した参考書を事前に予習しておくことが、授業を理解する上で大いに役立ちます。
復習については、授業中に筆記したノートと配布資料をもとに復習して理解の定着を行ってください。
テキスト・参考書 テキストは特にありません。授業のつど、パワーポイント用の講義資料を配布します。
参考書:
全国銀行協会企画部金融調査室 『図説 わが国の銀行』財経詳報社 2017
成績評価の基準・方法 小テスト(30%)、期末試験(70%)
この科目の履修にあたって 「銀行の経済社会における地位は、あたかも人体における心臓のようなものである」。19世紀のドイツの学者が述べた言葉です。
戦後のわが国の経済社会は大きな変貌を遂げ、銀行も大きな変化を遂げてきました。そうであっても、銀行が「人、企業、国・自治体などにお金という血液を送り込む心臓のような存在」であることは、今も昔も変わっていません。むしろ銀行の重要性は、一層高まっていると思います。
そうした銀行の姿を、証券会社など銀行以外の金融機関との比較も加えながら分かりやすく解説します。しっかりと学修してください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 金融市場のしくみ

間接金融と直接金融、短期金融市場と長期金融市場などの金融市場のしくみについて学びます。

第2回 金融機関の種類

中央銀行、民間金融機関、政府系金融機関などの金融機関の種類と、その中における銀行の位置づけについて学びます。

第3回 銀行の機能

銀行の基本的な3つの機能(資金仲介・信用創造・資金決済)について学びます。

第4回 預金業務

銀行の固有業務である預金業務で取り扱っている預金の種類のほか、信託、利子課税などについて学びます。

第5回 貸出業務①

銀行の固有業務である貸出業務の基本5原則と、企業向け貸出の種類、銀行取引約定書などについて学びます。

第6回 貸出業務②

銀行の個人向けローンの種類、貸出のリスク管理、自己査定などについて学びます。

第7回 為替業務

銀行の固有業務である為替業務の種類のほか、手形・小切手および手形交換制度のしくみについて学びます。

第8回 証券業務・国際業務

銀行本体と証券子会社による証券業務の種類と、海外展開を中心とした銀行の国際業務について学びます。

第9回 銀行制度の歩み①-明治維新から終戦まで

明治維新後の日本における銀行制度の創設から、戦時体制下における1県1行主義までの銀行制度の歩みについて学びます。

第10回 銀行制度の歩み②-戦後復興からバブル期まで

戦後の護送船団行政とメインバンク制度から、1990年代までの金融の自由化・国際化・証券化に至るまでの銀行制度の歩みについて学びます。

第11回 銀行制度の歩み③-バブル崩壊から現在

バブル崩壊による不良債権問題と1990年後半の金融ビッグバンから、現在に至るまでの銀行制度の歩みについて学びます。

第12回 銀行の規制

自己資本比率規制や株式保有制限、マネー・ローンダリング規制などの銀行に対する規制について学びます。

第13回 銀行の監督

銀行の監督官庁である金融庁の監督方針や金融検査マニュアルなどについて学びます。

第14回 日本銀行の機能

中央銀行である日本銀行の機能と役割について学びます。

第15回 預金保険制度

預金者の保護と破綻金融機関の資金決済の確保を目的とする預金保険制度のしくみについて学びます。