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    授業内容詳細

 国際ビジネス論
   Global Business
授業科目区分
経済学専門教育科目・商学
担当者 小西 鉄(准教授)
グレード G2
テーマ 国際ビジネスの現場から学ぶ。
キーワード 総合商社の機能,日本企業の国際戦略,ASEAN経済統合,中国経済
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経営)グローバルビジネスコース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経済)グローバル経済コース基本科目(2014年度以降入学生)

授業の目的及び概要 近年の経済現象の主たる特徴は、企業の経済活動が国家間の境界を越えて行われている点にある。物的、人的資源をはじめ、技術や情報といったあらゆる経営資源が地球的規模において動員・展開されるようになった。
 本講義では、今日拡大されつつある経済のグローバリゼーションの傾向を、事業主体(主に商社)の国際ビジネス戦略に即して理解することを目指す。
こうした実際的な知識をカリキュラムのなかに組み込むことは、経済学教育の今日的課題であるといえる。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DPとの関連)  この科目を履修することで、現代企業のグローバルビジネスについての幅広い専門知識を活かし、グローバルビジネスの諸課題を理解しその解決の考える力を身に着けることを目指す。
 その所以で本科目は、経済学部および経営学科の専門科目として位置づけられている。
学修の到達目標 本講義は、経済活動のグローバリゼーションの中でのビジネスを理解する入門講義である。そのうえで、理論的推論ではなく、実際の国際ビジネスの現場に注目する。その現象と類型、具体的なビジネス手法などを中心的な内容とする。
コンパクトに、かつ分かりやすく、国際ビジネスの理解を促すねらいである。
授業の方法 本講義は、NPO法人「国際社会貢献センター(ABIC)」との綿密な打ち合わせを通して、プラグラムを編成している。国際ビジネスの現場で長年従事されてきた専門家たちからなる講師陣によるオムニバス形式で実施する。
授業外の学修(予習・復習等) オムニバス形式であるので、予習・復習については毎回異なる方法で行われる。
テキスト・参考書 追って指定する。
成績評価の基準・方法 期末レポート(40%)、出席(30%)、姿勢・取り組み(30%)から総合的に評価する。
この科目の履修にあたって 毎回のメモ用にノートを持参すること。
スケジュールは変更の可能性あり。
オフィスアワー


第1回 第1講座(担当教員:小西 鉄)

イントロダクション:グローバルビジネスの潮流

第2回 第2講座(担当教員:藤原 照明)

・国際ビジネスの推移-現象と類型、課題―
 国境を越えた人・モノ・金・サービスの移動、資本の移動に関連する取引を国際ビジネスと言うが、その規模は益々拡大の方向にある。こうした貿易や直接投資は実際にどのように行われているのか、その背景や今日の国際ビジネスのおおよその流れと大きさなどを述べる。
・総合商社(三菱商事/三井物産/伊藤忠とはいったい何もの?)
・総合商社の機能の変化について(ソリューションプロバイダーor貿易会社?)

第3回 第3講座①(担当教員:寺田好純)

・日本家電のイノベーションと業績変貌のイメージ
 戦後日本の基幹産業であった家電産業を支えたイノベーションは日本の技術者による独自の技術開発と独創的アイディアから生まれたウォークマン/家庭用VTRが代表例である。しかし、デジタル革命に出遅れアップルのi-podに完敗、弱点を露呈。
 弱点の本質はPCの生産や応用技術ではなく、デジタル思考を軸とした新しい発想やデジタル発想の欠如にある。日本家電の技術とKNOW HOWを徹底的に研究した韓国メーカーに世界市場で優位性を確立されてしまった。同時に家電業界は競争力の回復だけでは済まされない事態に直面している。第二次産業革命で新動力源の電気、第三次産業革命で自動機械の採用等々、次世代の製造業にどう対処すべきか。?

第4回 第3講座②(担当教員:寺田好純)

第3回のつづき。

第5回 第3講座③(担当教員:寺田好純)

第4回のつづき。

第6回 第4講座①(担当教員:金恵珍)

・三星電子の経営戦略
 創業者李秉喆の後を継いで、1987年12月1日に三男であった李健煕が三星電子(株)の会長に就任し、「第2の創業」を宣言して、グローバル企業としての跳躍を約束し、1997年11月のアジア通貨危機移行、生き残るためにグローバル化をさらに進め、2012年に韓国企業としては初めて売上高が200兆ウォンを超えたほどグローバル企業として成長することができた。しかし、2014年にスマートフォンGALAXY S5の販売不振で売上高が落ち込んで以来、2015年もGALAXY S6の販売の伸び悩みに苦しんでいる。そこで、スマートフォンに代わる主力事業を探さねばならなくなっている。源泉技術の開発に力を入れず、目に見える短期的な成果のためのマーケティング志向の経営戦略に問題があったのである。本講義では、三星電子が利益最大化のために、マーケティング志向の経営戦略をどのように駆使してきたかを考察することにする。

第7回 第4講座②(担当教員:金恵珍)

第6回のつづき。

第8回 第5講座 (担当教員:松井洋子)

・再生可能エネルギーの現状と今後について
世界的な問題として取り上げられる温暖化問題の解決策として取り上げられる再生可能エネルギーとはどのようなモノか?世界の太陽光発電の現状、地球温暖化の現状、化石燃料の問題点等々、再生可能エネルギーのビジネス現場での経験を踏まえ、日本の再生可能エネルギーの問題点、現状でのコスト等に加え、今後のエネルギー・トレーディングの可能性とその方向を探る。

第9回 第6講座①(担当教員:田岡敬造)

・国際金融市場の現状
(1)外国為替のしくみとグローバル・ビジネスへの影響
ビジネスにとり極めて重要な外国為替(特に対米ドル)はどのようにそのレートが決まるのか?
為替と政治が国際金融に与える影響を交えて論ずる。
(2)ファイナンシャル・リスク・マネージメント
全ての金融商品にはリスクが含まれる。そのリスクを理解し対処の仕方を具体例を挙げて論ずる。

第10回 第6講座②(担当教員:田岡敬造)

第9回のつづき。

第11回 第5講座①(担当教員:小川秀洋)

・アセアンにおける国際ビジネスの展開
 アセアンは、アジアにおいて最も諸外国との協力関係に成果を上げており、中国に次ぐ高い経済成長を遂げているが、加盟10カ国には大きな経済格差がある。アセアン経済の特徴は諸外国の企業から投資を誘致し、製品を海外に輸出する海外経済依存の経済である。1993年にAFTAを設立して以来、東アジアの主要経済国との間で自由貿易協定を設立したことにより、海外企業からの直接投資や貿易をさらに増やしている。しかし、加盟国間の経済格差は残ったままで、この問題の是正を大きな柱としたアセアン経済共同体を2015年からスタートさせている。順調に成長している東南アジア経済ではあるが、最大の懸念は中国との領土問題にあり、その進展によっては双方が大きな痛手を蒙る危険性がある。日本企業の貿易と海外直接投資は東アジア向けが年々増加しているが、海外直接投資においては、中国向けが大幅に減り、東南アジア向けが大幅に増えていることが、近年の大きな特徴である。

第12回 第5講座②(担当教員:小川秀洋)

第11回の続き

第13回 第6講座①(担当教員:小林慶行)

・中国市場の現状と問題点
中国は「世界の工場」「世界の市場」として、各国の注目を浴びているが、その一方で日本ではさまざまな観点からの「中国脅威論」が論じられている。中国経済の発展と歪みについて見ていき、日本との結びつき、及び今後の経済のあり方、中国経済の抱える問題点、日本企業の中国進出などについて考察する。

第14回 第6講座①(担当教員:小林慶行)

第13回の続き

第15回 むすび(担当教員:小西 鉄)

総括:グローバル経済と日本のビジネス