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    授業内容詳細

 国際ビジネス論
   Global Business
授業科目区分
経済学専門教育科目・商学
担当者 崔 潤鎔(教授)
グレード G2
テーマ 国際ビジネスの現場から学ぶ。
キーワード 総合商社の機能,グローバルビジネス戦略,日本企業の国際戦略,アセアン,中国経済
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経営)グローバルビジネスコース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経済)グローバル経済コース基本科目(2014年度以降入学生)

授業の目的及び概要  21世紀経済現象のもっとも優先的な特徴は、個別企業の経済活動が国家間の境界を越えて行われている点において把握できる。物的、人的資源をはじめ、技術や情報といったあらゆる経営資源が地球的規模において動員・展開されるようになった。
 講座では、今日拡大されつつある経済生産活動のグローバリゼーションの傾向を事業主体(主に商社)の国際ビジネス戦略に即して理解することを目指す。このような実践的な知識をカリキュラムのなかに組み込むことは経済学教育の今日的課題であるといえる。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目を履修することで、現代企業のグローバルビジネスについての幅広い専門知識を活かし、グローバルビジネスの諸課題を理解しその解決の考える力を身に着けることを目指す。
 その所以で本科目は、経済学部および経営学科の専門科目として位置づけられている。
学修の到達目標  本講座では、経済生産活動のグローバリゼーションの傾向を捉えるにあたり、理論的推論を用いるのではなく、実際に展開されている国際ビジネスの現場に注目し、その現象と類型、具体的なやり方などを中心に、問題の定型をコンパクトにまとめ、分かりやすい理解を提供することを目的とする入門的性格の内容を用意する。
授業の方法  教育内容のプログラムは、NPO法人「国際社会貢献センター(ABIC)」との綿密な打ち合わせを通じ、編成された。講師陣は、国際ビジネスの現場で長い間従事してきた専門家たちで構成され、科目責任者も参加するオムニバス式講義で行われる。
授業外の学修(予習・復習等)  オムニバス講座で、授業外の学習方法については、口座別に行われる。
テキスト・参考書 未定、追って指定する。
成績評価の基準・方法  試験は、期末レポート・テスト(80%)をもって行う。授業への取り組み(20%)などを加味して評価する。
履修上の注意事項など  グローバルビジネスにおけるさまざまなテーマ、課題などについて、最一線のビジネス現場で活躍してきた講師陳の生の話から学ぶことができる。
この科目の履修にあたって  受講生には、授業専用のノートを作っていくことを強くすすめている。
オフィスアワー 火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、大学院進学(経営系)


第1回 はじめに(担当教員:崔 潤鎔)

転換期におけるグローバルビジネス

第2回 第1講座(担当教員:崔 潤鎔)

・グローバルビジネスとは。
・グローバルビジネスの促進要因
・グローバルビジネスのプロセス
・・グローバルビジネスの担い手

第3回 第2講座①(担当教員:藤原 照明)

・国際ビジネスの推移-現象と類型、課題―
 国境を越えた人・モノ・金・サービスの移動、資本の移動に関連する取引を国際ビジネスと言うが、その規模は世界全体のGDPの伸びを上回って拡大している。ここでは、こうした貿易や直接投資がどのように行われているのか、その背景や今日の国際ビジネスのおおよその流れと大きさなどを実際に国際ビジネスの現場で見てきた総合商社のOBがその経験をもとに述べる。

第4回 第2講座②(担当教員:藤原 照明)

・開発輸入とプラント輸出など “プロジェクト型” ビジネスについて
経済発展に不可欠な石油や天然ガスなどエネルギー資源の輸入に当たって、総合商社の果たす役割やエネルギー資源の現状につき考察する。
又、途上国の経済発展や工業化支援に不可欠な電力の供給に日本のODAの果たす役割や商社の売電事業とはどのように行なわれているのかにつき概観する。同時にプラント建設費のフィナンスの組成やBOT方式など、その実態を発電プラントや通信プラントなど具体的な例を挙げ説明し途上国に日本の果たす役割とその重要性について学ぶ。

第5回 第3講座①(担当教員:大西 秀雄)

・日本の企業内取引(国際分業)と国際ビジネス
日本は戦後とりわけ1960年代以降労働賃金の相対的上昇に対応すべくアジア地域の低廉な労働力を活用する為に積極的な海外投資を行い企業内国際分業体制を築いてきた。企業にとって販売規模の拡大はその存亡をかけた使命であり、競争に勝ち抜く為に挑まなければならないものとなってきている。
総合メーカーなど巨大企業だけではなく 最近は素材メーカーや精密機械メーカーはもとより商社や多様な企業でも国際分業を推進する企業内取引が行われるようになった。今回は松下電器という電器メーカーの事例を中心に考察をする。同時にEPA,FTA等の自由貿易化の流れも考察する

第6回 第3講座②(担当教員:大西 秀雄)

第5回の続き

第7回 第3講座③(担当教員:大西 秀雄)

第6回の続き

第8回 第4講座①(担当教員:寺田好純

・企業活動のグローバル化とイノベーションのインパクト
 アナログ技術の時代は国境を意識した時代、つまりインターナショナルな時代であったが、デジタル技術は国境を瞬時に乗り越えてしまうグローバルな特長を備える。だがこの技術はそれ以上のインパクトを与えて、これまでの産業区分すら崩してしまう破壊的性質を見せている。トフラーの予言した第三の波が着々と世界を変革しつつあるのだ。デジタル技術は日本が得意とした垂直統合型生産方式を無力化し、IT企業を中心としたファブレス生産方式が主流化していくかのようだ。しかし、昨日まで世界一とされた家電産業の復活はないのか?また自動車産業は現在のイノベーションの荒波を無事に乗り切り、現在のポジションを守りきれるのか?イノベーションの実相を探り、日本の製造業の実力を測りながら、産業のリポジショニングの可能性とその方向性を探る。

第9回 第4講座②(担当教員:寺田好純)

第8回の続き

第10回 第4講座③(担当教員:寺田好純)

第9回の続き

第11回 第5講座①(担当教員:野本直記)

・東アジアにおける国際ビジネスの展開
 アジアの途上国は直接投資の受入とともに工業化を進め輸入代替政策から貿易による経済発展を目指し、90年代にはアジアの奇跡と呼ばれるまでの発展を遂げた。その根幹を成した日本の工業化支援の状況と米国など輸出相手国との貿易の流れと問題点につき駐在経験をもとに解説する。

第12回 第5講座②(担当教員:野本直記)

第11回の続き

第13回 第6講座①(担当教員:小林慶行)

・中国市場の現状と問題点
中国は「世界の工場」「世界の市場」として、各国の注目を浴びているが、その一方で日本ではさまざまな観点からの「中国脅威論」が論じられている。中国経済の発展と歪みについて見ていき、日本との結びつき、及び今後の経済のあり方、中国経済の抱える問題点、日本企業の中国進出などについて考察する。

第14回 第6講座①(担当教員:小林慶行)

第13回の続き

第15回 むすび(担当教員:崔 潤鎔)

総括:グローバルエコノミーのゆくえ