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    授業内容詳細

 経営立地論Ⅱ
   
授業科目区分
経済学部専門教育科目・経営学
担当者 徳丸 義也(教授)
グレード G3
テーマ 企業の成長、地域の発展を立地行動から探る
キーワード 立地戦略,集中化・分散化,ネットワーク,産業集積,中心地,商圏,商業集積
開講年度
2017
開講時期
配当年次
3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 昨年大阪万博跡地に日本最大級の大型複合施設がオープンしました。スーパーをはじめ、ホームセンターや家電などの大型専門店の郊外立地が進んでいます。他方で、いざというときに便利なコンビニエンスストアは、街のいたるところで見ることができます。大手チェーンでは毎年過去最高の売上高と店舗数を更新中です。集中化による大規模店舗の品揃えによって消費者を引きつけていくのか、分散化による小規模店舖の多数展開によって利便性を高め消費者を引きつけていくのか。商業の新たな業態は、立地戦略を軸にすえながら成長発展を模索しています。経営立地論Ⅱでは商業に焦点をあて、企業の立地行動とその戦略について学習します。また、その結果としての地域の側のかかわりを考えます。
民間企業に進においてビジネス活動での視点の豊かさにつながります。また、こだわりや特色ある地域づくりなど公務員の政策担当部署にかかわる素養に結びつきます。本科目は経済学部専門教育科目に位置づけられグレードG3です。
履修条件
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、次に該当します。
①経済学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。産業の構造と地域経済とのかかわりを理解し、その解決の方法を考える力を身につけてい
②経営学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。企業における経営課題を地域経済とのかかわりにおいて理解し、その解決の方法を考える力を身につけている。
この科目は、「経営学」科目区分に位置付けられています。
学修の到達目標 ①国や地域における産業がどのように移り変わるか、今後どのように変化していくかについて考えることができます。
③経営がなぜその場所にそのような組織・機能を配置したのか、経営全体の中でどのような意味があるのか、外部との関係をどのように形成しているのか分析することができます。
③立地する産業の組織・機能に踏み込んで、こだわりや特色のある地域経済や地域産業を分析し、考えることができます。
授業の方法 本科目では、授業計画で示された各テーマについて「理論学習」や「実際の事例」についての資料やプリントを配布するとともに、パワーポイントを用いた解説を行っていきます。講義内容について「どのように感じたか」、同じような「他の事例」を探し出しながら意見や感想をまとめる(ミニテスト)ことで、中間的な理解度や授業への参加度を高めていきます。「授業計画」の内容や進度に変更を生じる場合があります。
なお、「映像(音声)教材」および「PowerPoint」を使用します。
授業外の学修(予習・復習等) 講義の事前に授業で取り扱うテーマを予告し、可能な限り資料やプリントを事前配布しますので、各自内容の予習と下調べをしてから授業に臨むようにしてください。また、ミニテストや期末レポートでは関心を持ったテーマに沿った「同じような他の事例」を各自で調べることを課題とします。
テキスト・参考書 特に指定はしません。代わりに資料やプリントを配布します。
参考書は授業時間内に適宜紹介します。
成績評価の基準・方法 期末試験(レポート試験)の結果(70%)、ミニテスト(30%)を総合的に評価し判定します。
履修上の注意事項など 地域経済、地域デザイン論 地域生活と経済 経営戦略論などを合わせて履修すればより学習が深められます。
この科目の履修にあたって これまで当たり前として見過ごしてきたテーマです。しかしよく考えてみれば思い当たるふしはたくさんあると思います。理論学習をはさみますが、いろんな事例を思い浮かべることができれば、とても面白い科目です。
オフィスアワー 火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、レポート作成支援、キャリアと進路


第1回 ガイダンス

授業の目的や到達目標、授業の方法や進め方、履修上の注意項目、成績評価について説明します。経営立地論Ⅱでは、主に商業にかかわる理論学習や実際の事例をもとに進めます。

第2回 経営立地についての問題意識

店舗の立地が企業にとっても、都市や地域の側にとっても大きな影響を与えることを事例から学びます。

第3回 商業の役割

商業者は生産者と消費者の間でどのような役割を果たす?
取引の効率化、新たな需要の創造

第4回 経営位置としての場所の役割①

商業にとっての店舗立地のメリットは何?
中心地域 周辺地域 郊外地域

第5回 経営位置としての場所の役割②

商業にとっての店舗立地のメリットは何?
場所のブランド性 銀座 青山 六本木

第6回 経営の立地戦略① -商業立地、商圏-

商品によって異なる店舗立地
買回り品と最寄り品

第7回 経営の立地戦略② -立地競争、商圏分割

競争相手との立地場所を巡る争い
立地場所の選択、商圏の分割

第8回 経営の立地戦略③ -集中化と分散化-

一か所に集約した大規模店舗か、分割した多数の小型店舗か
規模の経済 消費者費用

第9回 経営の立地戦略④ -ネットワークと立地-

活動拠点をどこに立地し、どのように組み合わせて効果を出すか
共同仕入れ 配送センター ドミナント出店

第10回 中間まとめ

これまでの論点の中間まとめ

第11回 商業集積と立地①

店舗が集まるメリット、消費者にとってのメリット
依存と競争 比較購買、関連購買

第12回 商業集積と立地②

商業集積地になぜブランド性が生まれるの?
の品揃え、店舗揃え、雰囲気、ブランド性

第13回 商業集積と立地③

商店街と大型ショッピングセンターの違いは?
実際の事例から

第14回 店舗立地のいろいろ

空中立地、複合立地、居抜き立地、駅中立地
実際の事例から

第15回 まとめ

これまでの論点をまとめる