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    授業内容詳細

 コーポレートガバナンス論
   Corporate Governance
授業科目区分
経済学専門教育科目・経営学
担当者 崔 潤鎔(教授)
グレード G2
テーマ 企業の社会的責任とガバナンス
キーワード コーポレート・ガバナンス(企業統治、Corporate Governance),企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility),コンプライアンス(法令・企業倫理遵守、Compliance),アカウンタビリティ(説明責任、Accountability),ステイクホルダー(利害関係者、Stakeholders)
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経営)ビジネスマネジメントコース基本科目(2014年度以降入学生)

授業の目的及び概要 「コーポレート・ガバナンス」とは、企業経営を常時監視しつつ、必要に応じて経営体制に刷新を行い、それによって不良企業の発生を防止していくためのメカニズムである。また、企業の持続的な成長と発展のためのパフォーマンス向上を実現していくための仕組みでもある。授業では、コーポレート・ガバナンス論の問題構成について、企業と社会の基本的な関係性が変化していることを踏まえ、今何が求められ、期待されているかについて理解することを目指す。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  この科目を履修することで、コーポレートガバナンスについての幅広い専門知識を活かし、現代企業中心社会について考える力を身に着けることを目指す。
 その所以で本科目は、経済学部経済学科および経営学科の専門科目として位置づけられている。
学修の到達目標 1)コーポレートガバナンスの概念、諸見解について理解し、その概要について説明できる、
2)企業不祥事の内容と現状について、その類型と原因について、説明できる。
3)企業の社会的責任について理解し、その概要について説明できる。
授業の方法 レクチャー方式を中心として進めますが、必要に応じてビデオ・フィルムや参考資料なども適宜紹介する。
授業外の学修(予習・復習等)  キーとなる講義テーマに合わせ、関連資料の収集、整理、まとめる作業を行う。授業の後には、それに関連して目次を構成し、小論文にまとめあげる作業を行う。
テキスト・参考書 参考書:
1)小林俊治/百田義治編(2004)『社会から信頼される企業』中央経済社。
2)谷本寛治編(2004)『CSR経営―企業の社会的責任とステイクホルダー―』中央経済社。
成績評価の基準・方法  試験は、中間テストと期末テストとなっており、中間テストはレポート(20%)、期末テストは筆記試験(60%)でそれぞれ行なう。他に授業への取り組み(20%)などを加味して評価する。
履修上の注意事項など  受講生には、授業専用のノートを作っていくことを強くすすめている。
この科目の履修にあたって  不法不当な利益追求、行き過ぎた成果主義の企業行動がもたらした帰結に注目し、より望ましい企業のあり方について理解を深めることができる。
オフィスアワー 火 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、大学院進学(経営系)


第1回 現代社会と企業(1)

・コーポレート・ガバナンスとは、
・コーポレート・ガバナンス論の問題の所在

第2回 現代社会と企業(2)

社会から信頼される企業システムの確立課題

第3回 企業経営の価値転換(1)

・価値転換の4つの震源
・企業倫理学:企業についての人文学的想像力からの考察
・コンプライアンス論:企業法務からの価値転換

第4回 企業経営の価値転換(2)

・企業の社会的責任論:経営学からの価値転換
・持続可能性論:生態学からの価値転換

第5回 ステイクホルダーと企業(1)

市場のフィールドにおけるステイクホルダー:株主、顧客、取引先

第6回 ステイクホルダーと企業(2)

環境というフィールドにおけるステイクホルダー:「今日の世代」、「将来の世代」、生き物

第7回 ステイクホルダーと企業(3)

人間のフィールドにおけるステイクホルダー:従業員

第8回 ステイクホルダーと企業(4)

社会というフィールドにおけるステイクホルダー:国、地域社会

第9回 ステイクホルダーと企業(5)

株主によるガバナンス

第10回 ステイクホルダーと企業(6)

社会によるガバナンス
労働組合によるガバナンス

第11回 コーポレート・ガバナンスの類型(1)

欧米におけるコーポレート・ガバナンス

第12回 コーポレート・ガバナンスの類型(2)

日本型コーポレート・ガバナンス

第13回 コーポレート・ガバナンス論の課題

コーポレート・ガバナンスの実践と確立に向けて(1)

第14回 コーポレート・ガバナンス論の課題

コーポレート・ガバナンスの実践と確立に向けて(2)

第15回 むすび

まとめ