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    授業内容詳細

 企業財務論
   Corporate Finance
授業科目区分
経済学専門教育科目・経営学
担当者 長沼 進一(教授)
グレード G2
テーマ 企業財務の基礎理論
キーワード コーポレートファイナンス,財務戦略,証券投資,証券アナリスト,TOBとMOB,最適資本構成,配当政策,CAPM理論,最適プロジェクトの選択
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 3年生 (経)会計ファイナンスコース基本科目(ファイナンス系)(2012~2013年度入学生)
4年生 (経)会計ファイナンスコース基本科目(ファイナンス系)(2012~2013年度入学生) ,(経)ビジネスコース基本科目(2008~2011年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2007年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2006年度入学生)

授業の目的及び概要 経営財務や企業財務は企業価値評価と資本調達を主に対象にしています。企業の価値創造とは何か、そのためのコーポレート・ガバナンスとは何か、資産の価値評価や株式の価値評価はどのようにして測定するのか、リスクマネジメントはどうあらねばならないかなど、企業が安定成長してゆくための財務戦略について学んでいきます。
履修条件 特にありません。関連領域の科目として金融論や証券論があります。あわせて履修すると理解が深くなるでしょう。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連)  企業財務の基礎を習得することによって就職のためのキャリアアップにつながります。一般企業で経理や財務を担当する場合や金融機関への就職を目指している人にとっては特に有利です。また、公認会計士、税理士、証券アナリスト、中小企業診断士などの資格習得を目指す人にとって、基礎力を養うことになるでしょう。経営学科での単位習得においても財務管理は労務管理と同様に必須の科目といえます。
学修の到達目標  コーポレート・ファイナンスの基礎知識が習得できること。企業価値のの算定ができるようになること。株式会社の経営実態を理解することができること。
授業の方法  毎回の講義ごとに、パワーポイント用に作成したプリントを配布し、それをもとに講義をすすめます。補足的な説明をホワイトボードに板書しますので、かならずノートをとってください。

講義では企業財務の基礎理論を中心に解説しますが、企業財務に関連するトピックスを取り上げ、解説するので経済ニュウー巣には関心を持っていてください。質問や授業への要望についてはコメント・シートをもちいますので活用してください。

授業外の学修(予習・復習等)  あらかじめ用意された資料(プリント)や指定参考書を参考にして、約1時間程度は予習してください。授業を受けた後は、専門用語や定理や公式を整理するためにサブノートを作成し、復習してください。
テキスト・参考書 ・テキスト
 特に決めていません。それに代わるレジュメを配布します。
・参考書
 講義の中で適宜、紹介します。
 
成績評価の基準・方法 ・成績評価の基準
中間テスト 30% 期末テスト70%

・成績評価の方法
上記の基準に基づき、課題レポートや出席率を考慮しながら総合的に判定します。
履修上の注意事項など  配布資料をもらっただけでは講義内容の理解は不十分です。必ず授業に出席してください。重要事項については繰り返し説明するようにしています。経済ニュースには関心をもってチェックする習慣を身につけましょう。
この科目の履修にあたって  この科目の履修にあたり、金融論や証券論などの関連科目を履修すると理解が深まります。また、経済学や経営学の基礎理論を習得しておくと講義内容がより理解しやすくなります。
オフィスアワー 火 12:10~13:00 花岡コモンズ 授業の質問、大学院進学
月 13:00~14:30 相談ラウンジ(八尾4階) 


第1回 コーポレート・ファイナンスとは何か

 コーポレート・ファイナンスの基本として直接金融と間接金融、内部金融と外部金融の基本的方法について解説します。

第2回 投資家が企業に期待するもの

資金調達方法の選択のポイントとは何かについt解説します。リスクとは何か、ROEと財務レバレッジの関係など投資家が企業に期待する指標について学びます。

第3回 リスクと資本コスト

 株主資本コストとCAPM、WACC計算と活用について解説します。

第4回 最適資本構成とは何か

 伝統的な考え方からMM定理、ペッキングオーダー理論について解説します。

第5回 フリーキャッシュフローの計算方法

キャッシュフローを使う理由を理解し、フリーキャッシュフローの計算方法について学びます。

第6回 投資プロジェクトの評価方法

 金銭の時間的価値は適正な割引率で予想収益を割り引くことによって求められます。そのコンセプトを用いて投資プロジェクトの評価方法とはどのようなものかを学びます。

第7回 投資プロジェクトの評価の事例

 投資プロジェクトの価値を高めていくにはどうしたらよいかを学び、ケーススタディーとして評価方法を応用してみます。

第8回 配当政策と自社株買い

 最適配当政策とは何かを明らかにし、自社株買いの現代的意義について学びます。

第9回 債券の格付けと株主価値

債券の格付けはなにを評価しているのか、株主にとっての企業価値とは何かについて考えます。

第10回 企業価値や株主価値を高めるための経営管理

 EVAやバランスと・スコアカードについて解説します。

第11回 事業改革と合併・経営権取得

 企業が事業改革を行う場合によく使われるM&A,TOBについて解説します。

第12回 経営戦略と財務政策

 ストックオプションの活用は経営戦略と経営財務の改善とどのように結びついているかを考えてみましょう。

第13回 財務のリストラクチュアリング

 事業の分割と統合などによるリストラクチュアリングについて学びます。子会社・グループ企業の財務政策について考えてみましょう。

第14回 現代財務管理論の課題

 財務リスク・マネジメントにおいて残された課題とは何かについておさらいします。

第15回 企業財務論の総括

 ファイナンスとアカウンティングの違いは何か、起業の財務管理の重要性について復習します。