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    授業内容詳細

 経営管理論Ⅱ
   Business Administration Ⅱ
授業科目区分
(経済学科)経営学(経営学科)学科共通科目
担当者 亀田 速穂(教授)
グレード G2
テーマ テーマ 組織と個人のマネジメントからESSPモデルへ
キーワード 組織構造,管理職能,モティベーション,意思決定,ESSPモデル
開講年度
2017
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2
コース 1年生 (経営)学科共通科目
2年生 (経営)学科共通科目
4年生 (経)グローバル経済コース基本科目(経営系)(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスマネジメントコース基本科目(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2008~2011年度入学生),(経)ITキャリアコース基本科目(2008年度~2011年度入学生),(経)ビジネスコース基本科目(2007年度入学生)

授業の目的及び概要 この科目では、企業をはじめとする組織体の内部要素である、組織構造と組織メンバーのマネジメントについて、その生成と発展の跡をたどりながら、内部要素のマネジメントにはどのようなバリエーションがあるのか、それらはどのような背景や事情のもとに生まれてきたのか、どのような機能を果たすのかについて理解を深めることによって、企業をはじめとする組織体の行動を深く理解することを目的とします。
 この科目の内容は、経営管理論Ⅰのそれと併せて、経営管理全体を構成します。それを体系化したものがESSPモデルであり、一般的用語を使えば戦略経営に相当します。ESSPモデルというメガネによってより明瞭に企業行動がみえるようになることを目的とします。
 経営学を学修するための基本的な科目です。経営学科では全学年対象ですので、初めて専門的な経営学を学修する学生にも理解できる授業にします。
履修条件 特になし
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。

2.経営学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。

この科目は、経営学科の学科共通科目です。
学修の到達目標 ①職能別部門組織、事業部制組織、マトリクス組織の特徴とその適用条件を説明できる。
②モティベーションの内容理論と過程理論について、それぞれの代表的理論を説明し、その応用としての管理手法の意義と限界を指摘できる。
③ESSPモデルを援用しながら具体的な企業の行動を総合的、統合的に説明できる。
授業の方法 授業は講義形式で行いますが、教員からの一方通行にならないよう、授業中に適宜問題を受講生に投げかけ、双方向のコミュニケーションをはかります。また、適宜、小レポートや簡単なコメント・ペーパーを配布し、提起した問題に解答してもらうことによって、受講生の理解度を確認します。レポートやコメント・ペーパーに対しては、講評を行うことで、フィードバックを行います。
授業外の学修(予習・復習等) 講義用プリントを事前に配布しますので、当該授業の箇所をよく読んでくるとともに、不明な概念や専門用語の意味を事前に調べておくようにしてください。
テキスト・参考書  教科書:使用しません。プリントを配布します。
参考書:上野恭裕・馬場大治編『経営管理論』有斐閣、2016年、2,400円。
(参考書は、講義のレベルと自分の保有する知識レベルとのギャップを埋めるために、必要な人は利用してください。)
成績評価の基準・方法 定期試験(60%)、小レポート(20%)、コメント・ペーパー(20%)
履修上の注意事項など  プリントを配布しますので、必ずファイルに綴じ、指示するページをすぐに開けるようにしてください。プリントの配布は原則として授業時に限りますので、注意してください。
この科目の履修にあたって  経営管理論Ⅰも併せて履修してください。履修にあたっては、専門用語や断片的知識をただ集積するのではなく、講義がどのような話の流れ(論理)で進んでいるのか、話と話のつながりに留意することが大切です。
オフィスアワー 木 16:20~17:50 教務課(C号館1階) 授業の質問、英語の基礎、レポート作成支援、キャリアと進路、大学院進学(経営系)
火 14:40~16:10 相談ラウンジ(八尾4階) 


第1回 3つの組織概念と組織構造

これまでに提出されてきた組織概念を解説し、そこから組織構造とは何かについて説明します。

第2回 組織構造の基本型①-職能別部門組織

職能別組織の構造とその適用条件について解説します。

第3回 組織構造の基本型②-事業部制組織

事業部制組織の構造とその適用条件について解説し、さらに戦略事業単位(SBU)、カンパニー制についても説明します。

第4回 組織構造の基本型③-マトリクス組織

マトリクス組織の構造とその適用条件について解説し、その問題点(運営の難しさ)について考察します。

第5回 経営管理の伝統的モデル-科学的管理法

経営管理論の源流である科学的管理法の考え方、展開された具体的仕組みの体系、その社会的影響などについて解説します。

第6回 管理職能論と経済的刺激

経営管理の伝統モデルが提起することとなった管理職能論と賃金管理論について解説します。

第7回 経営管理の人間関係モデル-ホーソーン実験

人間関係モデル生成の起点となったホーソーン実験について解説します。

第8回 ホーソーン実験の理論的整理

ホーソーン実験のもつ意味を理論的に整理したXチャートについて解説し、その後の研究の進展について説明します。

第9回 モティベーション理論の展開

モティベーション理論の内容理論(欲求理論)と過程理論(期待理論)について解説し、内的報酬、職務再編成などについて説明します。

第10回 小集団論とリーダーシップ

小集団の持つ機能とリーダーシップ論の展開について解説し、リーダーシップのコンティンジェンシー理論やマネジリアル・グリッドについて説明します。

第11回 経営管理の人的資源モデルと参加経営

経営管理の第3段階の発展である人的資源モデルの特質を、決定への参加の違いから明らかにし、このモデルの意義を明らかにします。

第12回 意思決定論と経営人モデル

意思決定者としての組織メンバーの行動をモデル化した経営人について解説するとともに、経営人モデルが生成する背景について説明します。

第13回 MBOとCDP

この段階での経営管理のツールとしてMBO(目標管理制度)とCDP(経歴開発計画)について解説します。

第14回 ESSPモデルと経営管理の統合化

これまで説明してきた事業環境-経営戦略-組織構造-管理過程を、適合概念を契機にして統合的に把握する立場について説明します。

第15回 ESSPモデルの具体的展開

自動車業界の主要プレーヤーを例にとって、ESSPモデルを具体的に展開します。