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    授業内容詳細

 経営学特別講義 〈経営学特論〉
   Special Lecture on Business Administration
授業科目区分
経済学専門教育科目・経営学
担当者 髙橋 敏朗(教授)
グレード G2
テーマ 経営者、管理者が果たす経営管理について考える
キーワード 経営意思決定,経営管理の生成発展,経営者の役割,経営戦略,経営者の階層,経営組織
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 企業には社会が必要とする製商品やサービスを生産し販売する行為を通して利益を獲得するという目的があります。その目的を達成するために様々な活動を実施しますが、これら諸活動を有効かつ能率よく達成する経営者の意思決定のことを経営管理と呼んでいます。したがって、経営管理の良し悪しは経営目的の達成度合いを左右するばかりか企業の存続にも関わります。経営管理について体系的にアプローチし、様々な視点から事例を交えて学びます。
履修条件 企業経営に関心のある人、経営学基礎の単位先行取得学生であることが望ましい。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 経済学科のDPの「2. 経済学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。 3. 現代社会の経済問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている」に該当します。
経営学科のDPでは「3. 企業をはじめとする組織の経営問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている」に該当します。
学修の到達目標 経営者は経営管理活動として経営計画設定、経営組織編制、経営指導、経営統制を行うが、これらと意思決定との関係について理解する。
授業の方法 講義形式で授業を順次進めていきますが、各回の講義の要点を明確に指示します。
授業外の学修(予習・復習等) 教科書の指定ページを予習すること、復習として講義内容を簡略にトレースすること。
テキスト・参考書 奥村悳一『経営管理論』有斐閣ブックス
成績評価の基準・方法 中間テスト50%、期末テスト50%
履修上の注意事項など 同じ業界の中にあって、好調な企業業績の背景に何があるのかについて絶えず注目すること。
この科目の履修にあたって 15回の講義を欠席することなく頑張って聴いて下さい。
オフィスアワー 金 13:00~14:30 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、大学院進学(経営・会計系)


第1回 ガイダンス及びイントロダクション

授業の方法や進め方、履修上の注意事項、成績評価の基準などについて説明します。経営管理と意思決定との関わりについて解説する。

第2回 経営管理の意味

組織体と経営管理との関係、経営管理の定義から考えて、経営管理から切り離せない3つの属性。①企業目的の決定②能率向上促進手段③方針設定と目標執行の意思決定

第3回 経営管理活動の過程とサイクル

PDCAのサイクル、すなわち計画→実行→目標通りの実行かのチェック→修正活動というサイクルを回すことの意義について

第4回 計画実行段階での経営者の役割

組織編制、経営指導の職能について
モチベーション、リーダーシップ、グループ管理、コミュニケーションなど

第5回 企業の倫理と社会的責任

企業は社会の公器としてあるべき企業像とは何かについて考える。

第6回 経営管理者の役割

①戦略計画設定の役割=最高経営者層の役割
②調整的役割=中間管理者層の役割
③業務遂行役割=下位管理者(監督者)層の役割
①②③の役割について学習する。

第7回 最高経営者層の構成

トヨタ自動車の事例
実際の事例から学ぶ。

第8回 経営管理論の生成と展開(1)

F.W.テイラーの科学的管理法の構造
管理論の始祖から学ぶ。

第9回 経営管理論の生成と展開(2)

フェイヨルの管理原則
テイラーと同時代のフェイヨルの理論について学ぶ。

第10回 人間関係管理と行動科学

G.E.メイヨー、F.J.レスリスバーガーとホーソン実験
人間関係論から行動科学への展開について学習。

第11回 意思決定学派の登場

H.A.サイモンの「制約された合理性」のモデル
意思決定論について学習。

第12回 社会システム論

C.I.バーナードの「協働体系」と「組織」に対する認識と管理概念
組織とは何かについて学習。

第13回 経営戦略と戦略経営

経営戦略の意義と経営戦略の実行
経営戦略の策定からその実行ステージについて学ぶ。

第14回 日本的経営の特質

1980年代以前の日本的経営とグローバル化の波による日本的経営の変質
日本的経営とアメリカ的経営の比較

第15回 総括

総括と経営管理論の今後の方向性