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    授業内容詳細

 経営戦略論(企業戦略)
   Management Strategy (Corporate Strategy)
授業科目区分
経済学専門教育科目・経営学
担当者 関 隆教(助教)
グレード G2
テーマ 企業戦略の全体的な特徴や理論を理解すること
キーワード 事業ドメイン,多角化,垂直統合,資源配分
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経営)グローバルビジネスコース基本科目(2014年度以降入学生),(経営)ビジネスマネジメントコース基本科目(2014年度以降入学生),(経営)マーケティングコース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経営)グローバルビジネスコース基本科目(2014年度以降入学生),(経営)ビジネスマネジメントコース基本科目(2014年度以降入学生),(経営)マーケティングコース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経)グローバル経済コース基本科目(経営系)(2012~2013年度入学生),(経)ビジネスマネジメントコース基本科目(2012~2013年度入学生)

授業の目的及び概要 戦略とは企業が長期的に存続するための未来へ向けたシナリオです。そのために企業は顧客や競合企業の動きといった経営環境に合わせた方針を設定しなければなりません。本講義では,そのような企業の戦略において,今後の成長や存続に関わる全社戦略の理論やフレームワークを学びます。なお,本講義では企業戦略の基礎概念を体系的に学ぶことで,企業の置かれた環境や各々の戦略を理解する力,そして,それらを分析する能力を身につけ,実際のビジネスの現場において課題の発見や問題解決の提案が行えるような力を修得することを目標とします。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は,経営学科のビジネスマネジメントコース,マーケティングコース,グローバルビジネスコースの基本科目です。経営戦略論では企業活動の道筋を決める重要な理論を学びます。その全体像を把握するため,経営戦略論(事業戦略)と合わせて履修することが望ましいでしょう。また,関連する領域として,マーケティング概論,経営管理論や経営組織などを履修済みであるか,今後履修することを推奨します。なお,学位授与の方針(DP)に定める,学生が本学における学修や経験を通じて身につける知識や能力のうち,本講義は以下に該当します。
 「3. 企業をはじめとする組織の経営問題を理解し,その解決の方法を考える力を身につけている。」
学修の到達目標 ・企業戦略における基本的な概念や理論を説明することができる。
・企業戦略の知識を用いて,実際の企業の戦略を分析することができる。
授業の方法 通常は講義形式で授業を進めますが,適宜,簡単なグループ・ディスカッションによる課題への取り組みを行います。授業内で行われる課題については,適宜,フィードバックを行います。なお,講義資料の配布には“IT’s class”を活用します。
授業外の学修(予習・復習等) ・講義資料や参考書などをもとに予習・復習を行い授業に出席してください。
・雑誌や著書,新聞やインターネットなどからビジネスに関する様々な情報を積極的に収集するよう心掛けて下さい。そして,それが授業で学んだどの理論で分析することが可能かを考えてください。
テキスト・参考書 教科書は使用しませんが,下記の文献を参考に予習・復習を行ってください。
【参考書】
・嶋口充輝・内田和成・黒岩健一郎編著『1からの戦略論〈第2版〉』碩学舎,2016年
・網倉久永・新宅純二郎『マネジメント・テキスト 経営戦略入門』日本経済新聞出版社,2011年。
成績評価の基準・方法 コメントペーパー(20%),レポート(20%),定期試験(60%)の総合評価で判断する。
履修上の注意事項など ・講義で学んだ知識をインプットするだけでなく,アウトプットすることが重要です。実際の企業活動に当てはめ,自分で分析するよう心掛けてください。
・自分の関心のある企業(就職先として志望する企業など)やアルバイト先の企業などが「どのような戦略を採用しているか」,「なぜ,そのような戦略を採用しているのか」を考えてみると理解が進みます。
・配布資料の自己管理や一般的な受講マナー(私語や遅刻)は守るようにして下さい。
この科目の履修にあたって 本講義では,企業の長期的な成長や存続といった「未来」を考える経営戦略の理論や概念を学びます。実際の企業がどのような戦略を策定しているかを考えるだけでなく,自分の今後の戦略(未来へ向けた戦略)に当てはめて思考することで,戦略論がより身近に,そして興味深い内容になると思います。
オフィスアワー 火 10:40~12:10 花岡コモンズ 授業の質問、キャリアと進路、大学院進学(経営系)


第1回 ガイダンス

本講義の進め方や評価方法などを説明する。また,経営戦略を学ぶ意義について理解する。

第2回 経営戦略とは

経営戦略の定義および企業戦略と事業戦略の相違について解説する。

第3回 競争優位の実現と維持①

経営環境と戦略の適合,そして競争優位の関係について説明する。

第4回 競争優位の実現と維持②

競争優位の分析におけるSWOTやVRIOのフレームワークを解説する。

第5回 事業の定義と企業ドメイン①

事業や企業ドメインの定義と戦略の関係について解説する。

第6回 事業の定義と企業ドメイン②

事業や企業ドメインの定義の戦略的重要性について,具体的な企業事例から理解する。

第7回 多角化①

企業の多角化に対する動機と範囲の経済・シナジー効果について解説する。

第8回 多角化②

多角化の類型とデメリットについて解説する。

第9回 資源配分①

製品ライフサイクルと経験曲線効果について解説する。

第10回 資源配分②

製品ポートフォリオ・マネジメント(PPM)の考え方について解説する。

第11回 資源配分③

製品ポートフォリオ・マトリックスの分析方法を理解する。

第12回 垂直統合①

垂直統合のメリット・デメリットについて解説する。

第13回 垂直統合②

中間組織の論理と位置づけを解説する。

第14回 組織構造・組織文化と戦略

戦略と密接に関係する組織構造および組織文化と企業の戦略の関係について解説する。

第15回 組織変革

戦略を転換する組織変革のプロセスや変革を導くリーダーシップなどを解説する。