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    授業内容詳細

 近代経営史
   Modern History of Business Administration
授業科目区分
(経済学科)経営学(経営学科)学科共通科目
担当者 荒木 康代(教授)
グレード G2
テーマ 経営の歴史を学ぶことを通じて、現代社会を理解する。
キーワード 商家経営,科学技術,サラリーマン,財閥,合理化,日本的経営,企業家,高度成長,大衆消費社会,民主化
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2
コース 1年生 (経営)学科共通科目
2年生 (経営)学科共通科目

授業の目的及び概要  日頃皆さんがテレビCMなどで目にする企業はいつごろ、どのようにして生まれたのでしょうか。ここ数年の間に急成長してきた企業もありますが、200年以上の歴史を持つ企業も日本には少なくありません。そのような長い歴史を持つ企業は時代の変化にあわせて、大きく変貌してきました。企業をとりまく環境はどのように変化してきたのでしょうか。企業は時代の変化にどのように対処してきたのでしょうか。また、企業の経済活動はどのように社会に影響を与えてきたのでしょうか。過去の歴史を知ることは、未来を切り開くヒントを得る事でもあります。     
 日本の経済発展に貢献してきた企業家について、その名前は聞いたことがある人は多いと思いますが、その具体的な業績や経済発展に及ぼした影響については、これまでの歴史教育において、ほとんど学んでこなかったと思います。本講義では、具体的な企業の事例や企業家についても取り上げながら、経営の歴史について学んでいきます。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DPとの関連)  この科目で学ぶ内容は、学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
2.経済学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。
3.現代社会の経済問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている。
また、教育課程の編成・実施の方針(CP)に定める、順次制に基づく学修カリキュラムのうち、以下に該当します。
経営学理論を学修する科目として、専門学修を進めていく上での基本的な知識や技能、思考方法を身につけられるようにする。
学修の到達目標 ➀経営史を学ぶ意義について理解し、説明できる。
➁明治以降今日まで、経営の仕組みがどのように変化してきたか理解し説明できる。
➂日本の主な企業や企業家について、その経済活動について説明できる。
授業の方法 講義形式を中心に進めるが、内容に応じて映像やパワーポイント等を用いる。できるだけ具体的な事例(企業や企業家等)をとりあげて説明します。就業中、数回コメントを課します。また質問等は口頭、あるいはコメントペーパーで随時受け付けます。質問については、次回授業でフィードバックします。
授業外の学修(予習・復習等) ➀日頃から企業や業界の活動について興味を持ち、アンテナを張っておくこと。
➁講義のテーマの中で、特に興味を持った点について日頃から調べておくこと。
➂上記に関して、資料を収集しておくこと。
➃レジメについては、見やすいようにきちんと綴じておくこと。
テキスト・参考書 テキストはありません。
毎回レジメを配布します。



参考書
「1からの経営史」宮本又郎他編 中央経済社  2400円
「経営史」安部悦生 日本経済新聞出版社  860円
成績評価の基準・方法 中間テスト(レポート)  30点
期末テスト(テスト)   60点
授業中のコメントペーパーなど 10点
この科目の履修にあたって  現在、企業を取りまく環境は大きく変化しています。その中で、企業は難しい経営のかじ取りを迫られていますが、このような時代の大きな変化はこれまでにも何回かありました。変化にのみこまれて消えてしまった企業もあれば、変化をチャンスととらえ、大きく飛躍していった企業もあります。その違いは何なのか。過去の経営の歴史を学ぶことによって、企業経営について理解を深めるとともに、冷静に企業を見極める目を育てましょう。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス

授業説明、経営史の概要、意義について

第2回 近代以前(江戸時代)の経営

近代経営を相対的にとらえるため、近代以前の江戸時代の商家の経営について学ぶ。

第3回 明治の企業家たち

明治になって、時代が大きく変化する中で、明治初期に活躍した多くの企業家はどのように日本の産業を発展させたのか説明する。

第4回 産業の発展と経営の近代化

明治期に流入した西欧式経営によって、事業経営がどのように変化したか説明する。

第5回 財閥の誕生

財閥の誕生と組織化、専門経営者の誕生について説明する。

第6回 科学技術の発展

科学技術の発展と技術開発によって発展してきた企業について取り上げる。

第7回 都市化と新しいビジネス

大正期、多くの鉄道が開通し、デパートや多くの近代的な娯楽施設も誕生した。そのような産業を発展させた企業及び企業家にについて経営の観点から説明する。、

第8回 サラリーマンの誕生

近代的な会社組織が増えることによって、会社員(サラリーマン)が誕生した。その背景や影響について説明する。

第9回 戦後の民主化と合理化

戦後、時代の価値観は「民主化」と「合理化」へ大きく変化し、企業経営も民主化と合理化に基づいて行われるようになった。この点について説明する。

第10回 大衆消費社会の成立

高度成長期になり、本格的な大衆消費社会が到来した。この時代の企業経営について説明する。

第11回 日本的生産システムの確立

トヨタ生産システムを中心に、この時代を席巻した経営システムについて説明する。

第12回 流通革命

ダイエーをはじめとして、多くの総合スーパーが誕生した。この時代の流通の変革について説明する。

第13回 日本的経営の成立と変貌

1970年代もてはやされた日本的経営は、その後のバブル崩壊とともに時代遅れと見なされるようになった。「日本的経営」とは何なのかについて考える。、

第14回 まとめ①

これまでのまとめ

第15回 まとめ②

これまでのまとめ