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    授業内容詳細

 発展途上国経済論
   Economies of Developing Countries
授業科目区分
経済学専門教育科目・国際経済
担当者 梁 官洙(客員教授)
グレード G2
テーマ 戦後発展途上国の成長構造とグローバル化の中での発展展望
キーワード 開発経済論,世界経済の中の発展途上国の位置,構造主義,新古典派の開発理論,グローバル化と発展途上国,UNCTADの発展途上国政策,輸出主導工業化,輸入代替工業化,NIEs型工業化,世界銀行と発展途上国の工業化
開講年度
2017
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経済)グローバル経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
3年生 (経済)グローバル経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)
4年生 (経済)グローバル経済コース基本科目(2014年度以降入学生),(経)グローバル経済コース基本科目(経済系)(2012~2013年度入学生),(経)総合経済コース基本科目(2008~2011年度入学生),(法)国際関係コース基本科目(2012~2014年度入学生)

授業の目的及び概要 世界経済が展開されてきた過程において、先進国と途上国との間に成長と発展の格差が出来あがった歴史的背景と構造について理解することを目指す。
特に戦後途上国の経済開発を進めた国際機関、即ち国連、IMF(国際通貨基金)、世界銀行が果たした役割、成果、問題点について理解してもらう。
グローバル化が広がる中で生み出された世界的貧富格差の拡大、環境汚染などグローバル課題についても認識を深めることを目指す。
履修条件 国際政治経済について基本的知識を習得して置くことが求められる
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目はグローバル経済コースの基本科目だから卒業単位認定において重要である。
多くの企業がグローバルな関連を持って事業活動しているのが現実だから、この科目を学修すれば企業就活にも役に立ち、就職後にも企業で活躍するのに大いに役に立つだろう。
学修の到達目標 グローバル化の中で、先進国と途上国との貧富格差の拡大と一国の中でも格差が広がる構造的原因について理解し、この問題を解決する対策を考えることを目指す。
授業の方法 毎回プリントと資料を配り、講義する。
授業始める時、前回授業の要点について復習する。
授業終わる10分前に当日授業の中で重要な内容についてコメントを書いてもらい、1学期中数回提出してもらう。これも成績評価に反映する。
授業外の学修(予習・復習等) 参考書を使って予習し、授業後も復習に努めること。
テキスト・参考書 <参考書>
本多健吉「資本主義と南北問題」、新評論、1992年
本山義彦・田口信夫 編著「南北問題の今日」、同文館、1986年
西川 潤「グローバル化を超えて」、日本経済新聞出版社、2012年
原 洋之介「開発経済論」、岩波書店、1996年
エリック・トゥーサン(大倉純子訳)「世界銀行」つげ書房新社
岩田一政・浦田秀次郎 編「新興国からの挑戦:揺らぐ世界経済システム」日本経済新聞出版社
上川孝夫 編「国際通貨体制と世界金融危機」日本経済評論社
高瀬 保 編著「増補ガットとウルグアイ・ラウンド」東洋経済新報社
成績評価の基準・方法 授業中の態度20%、授業中コメント提出20%、中間レポート20%、期末試験40%を総合して評価する。
履修上の注意事項など 授業中にスマ―ホンは禁止、見つかれる場合減点する。
この科目の履修にあたって
オフィスアワー


第1回 発展途上国の概念

後進国、低開発国、第3世界論、発展途上国の概念を比較

第2回 戦後世界経済体制の再編成

戦後新しく編成されたBrettonwoods体制の成立過程と特徴、
冷戦構造と途上国との関連について

第3回 国際通貨基金体制(1):IMF

国際通貨制度の歴史的比較

第4回 国際通貨基金体制(2):IMF

米ドル為替本位制の機能とドル本位制へ転換する過程と国際金融構造の変化が途上国に与えて来た影響

第5回 貿易と関税に関する一般協定:GATT

自由貿易体制と保護貿易体制の違い:途上国の開発戦略との関連性

第6回 冷戦体制と発展途上国

米・ソ中心の冷戦対立体制の中で発展途上国の成長戦略

第7回 米国の発展途上国政策

冷戦構造の中で米国が取った発展途上国政策

第8回 ソ連の発展途上国政策

ソ連の発展途上国政策

第9回 発展途上国の成長戦略

輸出主導工業化、輸入代替工業化、内生的発展論を比較
東アジアと南米の事例を中心に

第10回 輸出主導工業化

工業化戦略の成果と問題点:東アジア工業化を中心に

第11回 新興工業国(NICs)の工業化

世界資本主義発展の中でNICs型成長の特徴

第12回 IMFと世界銀行の途上国政策

発展途上国の工業化におけるIMFと世界銀行の役割

第13回 国連UNCTADと発展途上国政策

国連の役割と途上国に対する開発対策

第14回 グローバル化と発展途上国の展望

グローバル化が進んでいる中で発展途上国の展望

第15回 総括

全体講義のまとめ