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    授業内容詳細

 企業論Ⅱ
   The Modern Firm Ⅱ
授業科目区分
(経済学科)経営学(経営学科)学科共通科目
担当者 辻本 政雄(准教授)
グレード G2
テーマ グローバル競争における日本の活路:企業編2
キーワード グローバル競争,企業戦略,ヒト・モノ・カネ・情報,経済性・採算性と公共性,温暖化対策=収益源
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)

授業の目的及び概要 本授業では,「企業論Ⅰ」の理解を基に,企業の現状,課題及び展望等を軸に,グローバル競争における日本の活路について解説します.
(1)企業の定義,経営・財務・人事戦略等を理解の上,将来,諸君が就職試験と職場内で勝ち残り,諸君の会社も競争に勝ち残り,さらに,諸君と企業が社会に貢献する方法を考えます.
(2)春学期「企業論Ⅰ」に比べ,企業の公益性・温暖化対策,海外企業の解説に重点を置きます.
(3)「地球温暖化は絶対悪」,「ドイツは日本が見習うべき環境大国」等,高校までの既習内容を批判的に検証します.むしろ,日本こそ,世界に誇るべき環境大国です.さらに,真のCO2排出量大国は中・米・インドではありません.そもそも,CO2は悪ですか?温暖化はCO2が原因ですか?視点を変えて考えましょう.ゴミを金に換える方法は何?
(4)担当教員の官庁及び企業における国内外の実務経験(大使館・シンクタンク,調査・交渉・採用・人財教育担当等)を紹介しつつ,現場の切迫感の共有を図ります.
(5)比較対象として,官庁や大学,非営利団体等にも注目し,多様な組織と戦略等について解説します.本来,目的遂行に向け,多様な手段(昇進,昇給,表彰他)でメンバーのモチベーションを高めつつ,ヒト,モノ,カネ,情報を活用する点は組織共通の課題であり,学習成果は学生のサークル運営にも適用可能です.もちろん,公務員・教員採用試験等の受験者も歓迎します.
履修条件 (1)本年度の「企業論Ⅰ」を履修済みであること.
(2)ミクロ経済学を履修済み,もしくは,並行履修することが望ましいです.

科目の位置づけ(DPとの関連) 本授業はDPの以下に該当します.
1. 経済活動の仕組みや市場の機能,経済政策の効果といった経済学の基本的な知識と論理的に思考する能力を身につけている.
4. 経済学を中心とする大学での学びを通して,現代社会において,職業上及び社会生活上で直面する問題に主体的に対応できる能力と学習の方法を身につけている.
学修の到達目標 (1)グローバル競争における日本の企業・産業動向について,基本的知識を習得する.
(2)当該動向が日常生活に与える影響を理解し,自分の考えを持てるようになる.
(3)知識を蓄え,比較検討する力を養うことで,新聞・テレビ・ネット情報等のウソ・偏向に騙されない判断力を習得する.
授業の方法 (1)レポート30%,試験(論述式)70%.事前告知なしに小テストを実施します.
(2)積極的な発言等,授業への主体的参加は加点.ルール違反は減点・単位不可.
(3)ルールは初回に説明.
授業外の学修(予習・復習等) (1)就職試験や将来の業務を念頭に置き,教員が受講生に,「あなたが官庁(市役所等)や企業(金融機関等)の担当者なら,どう対応するか?」等を問いかけ,映像資料を紹介しつつ,会話・議論しながら,解決策を模索し,受講生の理解の促進を図ります.
(2)「入口」を広くし,ミクロ経済学やマーケティング論,行政学等,学際的・分野横断的なアプローチを用います.
(3)Learning Portalで予習・復習用の資料・ウェブサイトを紹介します.地球環境に配慮し,必要以上のプリント配布は致しません.親切すぎる授業は地球環境に不親切とご理解下さい.
(4)希望者を中心に,学生プレゼンを行います.
テキスト・参考書 テキスト:不要.
原則,担当教員が資料(独自作成,報道,官庁・企業の報告書)を準備します.

参考書:以下参照.
(1)藤本隆宏(2017)『現場から見上げる企業戦略論』(角川書店)
(2)山本哲三編著(2017)『公共政策のフロンティア』(中央経済社)
(3)東洋経済新報社編(2017)『会社四季報2018年度業界地図』(東洋経済新報社)
(4)日本経済新聞社編(2017)『日経業界地図』(日本経済新聞出版社)
(5)伊丹敬之(2012)『経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム―』(日本経済新聞社)
(6)入山彰栄(2012)『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)
(7)浅子和美他(2015)『グラフィック環境経済学』(新世社)
(8)資源エネルギー庁(2017)『平成28年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書)』http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/
(9)各社有価証券報告書・年次報告書
成績評価の基準・方法 (1)レポート30%,試験(論述式)70%.事前告知なしに小テストを実施します.
(2)いかなる事情でも追試はしません.
(3)積極的な発言等,授業への主体的参加は加点.ルール違反は減点.
(4)ルールは初回に説明.
この科目の履修にあたって (1)高校の政治・経済,地理の教科書・参考書を活用して下さい.
(2)聴解力向上のため,詳細な板書はしません.
(3)講義「産業組織論」,「航空経済学」と内容が一部重複します.
(4)担当教員は,受講生の自主性を育むため,機微な政治・経済上の問題について,特定の見解を強要しません.たとえば,日本の原発再稼働・原発プラント輸出,あるいは,企業採算性と地域振興策について,賛否両論を歓迎します.そのため,互いの意見を尊重しつつ,自由闊達に意見を述べ合う姿勢が要求されます.
(5)初回ガイダンス時,また,毎回の授業後にワークシートを配布するので,授業への要望や近況,関心事項等を自由に記入して下さい.意見や質問は授業で紹介し,議論のテーマとします.建設的な授業批判・改善案を歓迎します.
(6)詳細は本学WEB「教員紹介」参照(www.keiho-u.ac.jp/faculty/professor/index1.html)
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス

授業概要の解説

第2回 公害・地球温暖化問題

公害・地球温暖化問題と企業,地球温暖化 ≠ 絶対悪,環境対策=収益源

第3回 循環型社会の構築

エコ・節約・3R ≠ 絶対善,企業への影響

第4回 持続可能性

定義,持続可能な経済・社会の構築に向けた企業の役割

第5回 環境とエネルギー1

原発再稼働

第6回 環境とエネルギー2

電力・ガス自由化

第7回 環境とエネルギー3

新エネルギー・再生可能エネルギー

第8回 温暖化対策1

環境税・排出権取引と企業1

第9回 温暖化対策2

環境税・排出権取引と企業2

第10回 地方創生

町興しと企業

第11回 日本企業の海外展開:シンガポール

シンガポールにおける日本企業の活動紹介

第12回 海外企業1

欧米伝統的企業(ボーイング,フォード他)vs 新興企業(FAANG他)と日本

第13回 海外企業2

アラブ系企業(エミレーツ航空 vs カタール航空)と日本

第14回 海外企業3

アジア・新興国企業(鴻海精密工業,サムスン他)と日本

第15回 総括

全体総括