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    授業内容詳細

 企業論Ⅰ
   The Modern Firm Ⅰ
授業科目区分
(経済学科)経営学(経営学科)学科共通科目
担当者 辻本 政雄(准教授)
グレード G2
テーマ グローバル競争における日本の活路:企業編1
キーワード グローバル競争,企業戦略,ヒト・モノ・カネ・情報,人工知能(AI)と企業
開講年度
2018
開講時期
配当年次
2・3・4
単位数
2
コース 2年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
3年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経済)総合政策コース基本科目(2014年度以降入学生),(経済)金融経済コース基本科目(2014年度以降入学生)

授業の目的及び概要 本授業では,企業の現状,課題及び展望等を軸に,グローバル競争における日本の活路について解説します.
(1)企業の定義,経営・財務・人事戦略等を理解の上,将来,諸君が就職試験と職場内で勝ち残り,さらに,諸君の会社が競争に勝ち残るにはどうすれば良いかを考えます.
(2)秋学期「企業論Ⅱ」に比べ,企業の利潤追求,国内企業の解説に重点を置きます.
(3)LineやGメールが原則,無料で利用できる理由,広島カープのような地方球団が黒字経営を維持する理由は何でしょう?TV視聴者はTV局の顧客?コンテンツ(日本食・アニメ等)輸出の現状と課題は?トヨタとは対照的に,光岡自動車が世界に一台だけの受注生産で顧客の支持を得る理由を考えましょう.ディズニーやUSJの成功には「夢と○○」が必要です.コーヒー1杯の値段が企業・店舗によって異なる理由,これら経営戦略の差異や特徴は,どこから生じるのでしょう?
(4)財務諸表(決算書等)は組織の健康診断書です.これを見れば,TBSがテレビ局,ソニーが製造業,京阪/南海電鉄が鉄道会社というイメージは崩れます.当該組織の現状や戦略を学ぶ手段として,財務諸表についても解説します.
(5)担当教員の官庁及び企業における国内外の実務経験(大使館・シンクタンク,調査・交渉・採用・人財教育担当等)を紹介しつつ,現場の切迫感の共有を図ります.
(6)比較対象として,官庁や大学,非営利団体等にも注目し,多様な組織と戦略等について解説します.本来,目的遂行に向け,多様な手段(昇進,昇給,表彰他)でメンバーのモチベーションを高めつつ,ヒト,モノ,カネ,情報を活用する点は組織共通の課題であり,学習成果は学生のサークル運営にも適用可能です.もちろん,公務員・教員採用試験等の受験者も歓迎します.
履修条件 専門的な予備知識は不要ですが,ミクロ経済学を履修済み,もしくは,並行履修することが望ましいです.
科目の位置づけ(DPとの関連) 本授業はDPの以下に該当します.
1. 経済活動の仕組みや市場の機能,経済政策の効果といった経済学の基本的な知識と論理的に思考する能力を身につけている.
4. 経済学を中心とする大学での学びを通して,現代社会において,職業上及び社会生活上で直面する問題に主体的に対応できる能力と学習の方法を身につけている.

学修の到達目標 (1)グローバル競争における日本の企業・産業動向について,基本的知識を習得する.
(2)当該動向が日常生活に与える影響を理解し,自分の考えを持てるようになる.
(3)知識を蓄え,比較検討する力を養うことで,新聞・テレビ・ネット情報等のウソ・偏向に騙されない判断力を習得する.
授業の方法 (1)就職試験や将来の業務を念頭に置き,教員が受講生に,「あなたが官庁(市役所等)や企業(金融機関等)の担当者なら,どう対応するか?」等を問いかけ,映像資料を紹介しつつ,会話・議論しながら,解決策を模索し,受講生の理解の促進を図ります.
(2)「入口」を広くし,ミクロ経済学やマーケティング論,行政学等,学際的・分野横断的なアプローチを用います.
(3)Learning Portalで予習・復習用の資料・ウェブサイトを紹介します.地球環境に配慮し,必要以上のプリント配布は致しません.親切すぎる授業は地球環境に不親切とご理解下さい.
(4)希望者を中心に,学生プレゼンを行います.
授業外の学修(予習・復習等) (1)実生活で入手・利用(購入,譲渡,賃借等)したモノ・サービスは,どの国や地域,都市,企業等から,どのような手段や方法(制度,開発,製造,流通,販売等)で手元に届いたかを想像し,経済の仕組みと流れを想像して下さい.
(2)経済成長を妨げる歪み(ゆがみ,ひずみ)の原因は,政策・企業戦略決定者の世界観の偏り,あるいは,既得権益を保護する行動等,多様です.その歪みを是正し,経済・社会の発展に向け,より便利で快適,効率的で効果的,弱者救済的で環境親和的な経済の仕組みを構築する方法を考察して下さい.
(3)問いかけの例:
(a)人工知能は諸君の敵ですか味方ですか?
(b)担当教員の以前の職場では,部下・同僚が多国籍の男女,年齢構成は多様で年長者もいて,かつ,キリスト教徒やイスラム教徒もいました,では,マネジメントで心がけた点は何でしょう?
テキスト・参考書 テキスト:不要.
原則,担当教員が資料(独自作成,報道,官庁・企業の報告書)を準備します.

参考書:以下参照.
(1)藤本隆宏(2017)『現場から見上げる企業戦略論』(角川書店)
(2)山本哲三編著(2017)『公共政策のフロンティア』(中央経済社)
(3)東洋経済新報社編(2017)『会社四季報2018年度業界地図』(東洋経済新報社)
(4)日本経済新聞社編(2017)『日経業界地図』(日本経済新聞出版社)
(5)伊丹敬之(2012)『経営戦略の論理 〈第4版〉―ダイナミック適合と不均衡ダイナミズム―』(日本経済新聞社)
(6)入山彰栄(2012)『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)
(7)各社有価証券報告書・年次報告書
成績評価の基準・方法 (1)レポート30%,試験(論述式)70%.事前告知なしに小テストを実施します.
(2)いかなる事情でも追試はしません.
(3)積極的な発言等,授業への主体的参加は加点.ルール違反は減点.
(4)ルールは初回に説明.
この科目の履修にあたって (1)高校の政治・経済,地理の教科書・参考書を活用して下さい.
(2)聴解力向上のため,詳細な板書はしません.
(3)講義「産業組織論」,「航空経済論」と内容が一部重複します.
(4)担当教員は,受講生の自主性を育むため,機微な政治・経済上の問題について,特定の見解を強要しません.たとえば,日本の原発再稼働・原発プラント輸出,あるいは,企業採算性と地域振興策について,賛否両論を歓迎します.そのため,互いの意見を尊重しつつ,自由闊達に意見を述べ合う姿勢が要求されます.
(5)初回ガイダンス時,また,毎回の授業後にワークシートを配布するので,授業への要望や近況,関心事項等を自由に記入して下さい.意見や質問は授業で紹介し,議論のテーマとします.建設的な授業批判・改善案を歓迎します.
(6)詳細は本学WEB「教員紹介」参照(www.keiho-u.ac.jp/faculty/professor/index1.html)
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 ガイダンス

授業内容の紹介

第2回 財務諸表・年次報告書1

製造業

第3回 財務諸表・年次報告書2

金融・放送

第4回 財務諸表・年次報告書3

官庁,大学,諸団体

第5回 組織と人財1

採用と研修(1)

第6回 組織と人財2

採用と研修(2)

第7回 企業戦略1

価格,立地,囲い込み他

第8回 企業戦略2

広告,マーケティング

第9回 経営学説

学派対立,戦略サファリ(by Dr. Henry Mintzberg)

第10回 日本企業の海外展開:ドバイ

アラブ首長国連邦(UAE)ドバイにおける日本企業の活動紹介

第11回 ネットワーク型産業1

運輸

第12回 ネットワーク型産業2

エネルギー

第13回 ネットワーク型産業3

情報通信

第14回 ネットワーク型産業4

放送・コンテンツ

第15回 総括

全体総括