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    授業内容詳細

 マクロ経済学Ⅱ
   MacroeconomicsⅡ
授業科目区分
経済学部専門教育科目・学科共通科目
担当者 鈴木 遵也(講師)
グレード G2
テーマ マクロ経済学における3つの市場の同時均衡のもとでの政策効果を学習する。
キーワード 貨幣市場,労働市場,IS-LM分析,総需要・総供給分析
開講年度
2017
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 この授業では「マクロ経済学Ⅰ」のストーリーの続きを取り扱い、「貨幣市場」、「IS-LM分析」、「労働市場」、「総需要・総供給分析」といった大きく4つのテーマについて講義を行います。「貨幣市場」では、貨幣市場における需要と供給およびその均衡プロセスによる利子率の決定について説明します。「IS-LM分析」では、財・サービス市場と貨幣市場の同時均衡のもとでの財政政策と金融政策の効果について説明します。「労働市場」では、労働市場における需要と供給およびその均衡プロセスによる実質賃金の決定について説明します。「総需要・総供給分析」では、財・サービス市場、貨幣市場、そして労働市場といった3つの市場の同時均衡のもとでの財政政策と金融政策の効果について説明します。これらの授業を通じて、マクロ経済についての理論的な知識を習得し、ビジネスシーンにおいて必要不可欠な考察力を養います。
履修条件 「マクロ経済学Ⅰ」の単位を修得済みであること。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は経済学部の専門教育科目、学科共通科目です。「マクロ経済学Ⅰ」で学習した内容のストーリーの続きを取り扱います。レベルとしてはマクロ経済学の入門レベルであるため、授業中の説明は丁寧に行います。原則として「マクロ経済学Ⅰ」の単位を修得していないと、この科目を履修することができません。
学修の到達目標 ・IS-LM分析を用いた財政政策と金融政策の効果について十分な理解ができる。
・総需要・総供給分析を用いた財政政策と金融政策の効果について十分な理解ができる。
・IS-LM分析と総需要総供給分析との間の政策効果の違いについて十分な理解ができる。
・新聞やニュースを見たときに、授業で学んだことを現実に当てはめて考えることができる。
授業の方法 資料を配布し、板書もしくはパワーポイントによって授業を進めます。提出されたコメントシートについては、模範的な内容や記述上注意すべき点をフィードバックします。
授業外の学修(予習・復習等) 参考書の該当箇所を事前に読んだうえで授業に出席することを希望します。また、授業後は配布資料や参考書等を活用し、復習を行ってください。
テキスト・参考書 【テキスト】
・テキストは使用しません。

【参考書】
・伊藤元重(2012)『マクロ経済学(第2版)』日本評論社。
・中谷巌(2007)『入門マクロ経済学(第5版)』日本評論社。
・マンキュー, N. G.著/足立英之・地主敏樹・中谷武・柳川隆訳(2011)『マンキュー マクロ経済学 Ⅰ入門編(第3版)』東洋経済新報社。
成績評価の基準・方法 コメントシート(40%)、定期試験(60%)。
履修上の注意事項など 原則として「マクロ経済学Ⅰ」の単位を修得していないと、この科目を履修することができません。
この科目の履修にあたって 正当な理由がない場合、遅刻はしないで下さい。積極的に参加するという姿勢で授業に臨んで下さい。段階的に授業が進行していくため、しっかりと考えながら毎回の授業内容についての理解を深め、ステップを踏み外さないように注意して下さい。
オフィスアワー


第1回 イントロダクション

授業の概要について説明します。また、マクロ経済学における財・サービス市場、貨幣市場、労働市場といった3つの市場について説明します。

第2回 貨幣とは何か

貨幣の定義とその機能についての説明を行います。


第3回 貨幣需要

取引需要と資産需要といった貨幣の2つの需要について説明し、貨幣需要関数を明らかにします。

第4回 貨幣供給

市場に流通している貨幣の供給量を日本銀行がどのようにコントロールしているかを説明します。

第5回 貨幣市場の均衡

貨幣需要と貨幣供給によって利子率が決定されるプロセスを、貨幣の需要曲線と供給曲線を用いたグラフにより解説します。

第6回 IS曲線とLM曲線の導出

財・サービス市場と貨幣市場、それぞれの均衡から導かれるIS曲線とLM曲線の導出方法について解説します。

第7回 IS-LM分析と財政・金融政策の効果

財・サービス市場と貨幣市場の同時均衡のもとでの財政政策と金融政策の効果について、IS曲線とLM曲線を用いたグラフにより解説します。

第8回 復習(1)

前半部分、貨幣市場の均衡やIS-LM分析についての復習を行います。


第9回 総需要曲線の導出

IS-LM分析を使って物価水準と総需要の関係を明らかにし、総需要曲線の導出を行います。

第10回 労働市場とその均衡

労働市場における需要と供給について説明し、労働市場が均衡するように実質賃金が決定されるプロセスを解説します。

第11回 総供給曲線の導出

労働者が物価水準に関する正確な情報を持たないとする労働者錯覚モデルを用いて、物価水準と総供給の関係を明らかにし、総供給曲線の導出を行います。

第12回 総需要・総供給分析による財政政策の効果

財・サービス市場、貨幣市場、そして労働市場といった3つの市場の同時均衡のもとでの財政政策の効果について、総需要曲線と総供給曲線を用いたグラフにより解説します。

第13回 総需要・総供給分析による金融政策の効果

同じく3つの市場の同時均衡のもとでの金融政策の効果について、総需要曲線と総供給曲線を用いたグラフにより解説します。

第14回 復習(2)

後半部分、労働市場の均衡や総需要・総供給分析についての復習を行います。


第15回 総括

授業全体の総括を行います。