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    授業内容詳細

 ミクロ経済学Ⅰ
   Microeconomics Ⅰ
授業科目区分
経済学部専門教育科目・学科共通科目
担当者 田中 征史(講師)
グレード G2
テーマ ミクロ経済学の基礎を学ぶ
キーワード 需要,供給,比較優位と絶対優位,消費者余剰,生産者余剰,死荷重
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2
コース 1年生 (経)学科共通科目
2年生 (経)学科共通科目
3年生 (経)学科共通科目
4年生 (経)学科共通科目

授業の目的及び概要 本科目では、はじめて経済学を学ぶ学生がミクロ経済学の基本的な考え方や分析方法を習得し、受講生が現実社会で起きている問題を経済学的視点から考えられるようになることを目的としています。ミクロ経済学はあらゆる経済学分野の基礎となっていると言っても過言ではなく、経済学を専攻する学生にとってミクロ経済理論を理解することは必須となります。本講義では、経済学の前提知識のない学生を対象としているため、複雑な数式計算は極力避け、より直感的な解説を中心に講義を行っていきます。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DPとの関連) 前述のように、ミクロ経済学は全ての経済分野の基礎となる理論です。とりわけ、本学で開講されている経済政策、産業組織論、財政学、国際経済学、労働経済学などの科目ではミクロ経済理論がベースとなります。
さらに、この科目は、学位授与の方針(DP)における、本学学生が身に付ける知識や能力のうち、以下の項目に該当します。
1. 経済活動の仕組みや市場の機能、経済政策の効果といった経済学の基本的な知識と論理的に思考する能力、および財政学、金融論、国際経済学などといった特定の専攻分野に関する専門知識を身につけている。
学修の到達目標 この授業で扱う主なトピックは、需要と供給、政府による政策介入の効果、市場の効率性、国際貿易、外部性と公共政策の5つです。各トピックでは、グラフや具体例を使った直感的な解説を行いますが、多少の数式計算は避けられません。よって、受講生の到達目標は以下の3点となります。
1. 各トピックの概要を理解する
2. グラフを使った分析ができるようになる
3. 連立方程式を解き、経済の均衡を分析できるようになる
授業の方法 基本的には、指定の教科書に沿って講義を進めます。授業の際は、重要語句やグラフの記述が穴あきになった講義ノートを配布します。講義では、この講義ノートに対応したスライドを使って解説していきます。講義で配布するものはレポート問題や解答を含め、受講生にはオンラインでダウンロードできるようにします。
授業外の学修(予習・復習等) この科目では基礎的な経済学を講義するため、基本的には授業前の予習を必要としません。ただし、計3, 4回のレポートを課す予定にしており、各トピックが終わる度にレポートを解くにあたっての復習が必要になると考えてください。
テキスト・参考書 マンキュー経済学 ミクロ編  第3版 N.グレゴリー・マンキュー(著)
(ISBN-10:4492314377、 ISBN-13:978-4492314371)
を指定教科書とする。
成績評価の基準・方法 レポート30%、期末70%の比重で成績評価を行うが、
レポートの得点が著しく低い場合は、期末100%で成績をつける。
この科目の履修にあたって この講義を受講するにあたって受講生が数学の基礎知識を既に習得していることが受講条件ではありませんが、講義では数式を使った分析を行うことも多々あります。数学を苦手としている人は、講義中の解説やレポート課題を解くことによって、この授業で登場する数式を扱えるようになってください。期末試験を受ける段階で、関数のグラフの図示や連立方程式の解の導出ができなければ単位を取得することが難しくなります。

授業中の私語は固く禁じます。ただし、授業中の質問は歓迎しますので、質問がある場合は(できれば授業中に、もしくは授業後に)是非聞いてください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 初回ガイダンス+イントロダクション

初回のガイダンスとして、今後の授業の進め方やレポート課題、期末試験等に関してアナウンスをする。残りの時間は、この科目のイントロダクションとして、経済学の十大原理について紹介する。テキスト第1章が該当範囲となる。

第2回 経済学の考え方

経済学の基本的な考え方を紹介する。特に、ミクロ経済学とマクロ経済学の違い、ストックとフローの違い、生産可能性フロンティアを中心に解説していく。また、グラフの描き方等に関する数学も説明する。テキスト第2章が該当範囲となる。

第3回 相互依存と交易からの利益

国際間での財の貿易に関する経済学の基本的な考え方を紹介する。特に、絶対優位と比較優位の違いについて中心的に講義する。テキスト第3章が該当範囲となる。

第4回 相互依存と交易からの利益

比較優位の応用例について紹介する。テキスト第3章が該当範囲となる。

第5回 市場における需要と供給の作用

市場の概念と競争の概念について。価格と需要量との関係について解説を行う。テキスト第4章が該当範囲となる。

第6回 市場における需要と供給の作用

価格と供給との関係について解説を行う。テキスト第4章が該当範囲となる。

第7回 市場における需要と供給の作用

需要と供給から市場均衡を分析する。市場均衡の導出に関する演習問題を解く。テキスト第4章が該当範囲となる。

第8回 弾力性とその応用

需要の価格弾力性、供給の価格弾力性に関して解説する。テキスト第5章が該当範囲となる。

第9回 弾力性とその応用

需要の価格弾力性、供給の価格弾力性に関して解説する。弾力性の計算に関する演習を行う。テキスト第5章が該当範囲となる。

第10回 需要、供給、および政府の政策

価格規制は市場取引にどのような影響を及ぼすか。テキスト第6章が該当範囲となる。

第11回 需要、供給、および政府の政策

課税は市場取引にどのような影響を及ぼすか。テキスト第6章が該当範囲となる。

第12回 消費者、生産者、市場の効率性

消費者余剰と生産者余剰に関する解説を中心に行う。テキスト第7章が該当範囲となる。

第13回 消費者、生産者、市場の効率性

消費者余剰と生産者余剰から市場の効率性を考える。また、市場の効率性と市場の失敗についても解説を行い、同トピックに関する演習を行う。テキスト第7章が該当範囲となる。

第14回 課税の費用

税が変化した場合の死荷重と税収について解説する。テキスト第8章が該当範囲となる。

第15回 これまでの復習

これまでのまとめとして、扱ったトピックを総復習する。