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    授業内容詳細

 工業簿記
   Industrial Bookkeeping
授業科目区分
経済学専門教育科目・会計学
担当者 北田 真紀(助教)
グレード G2
テーマ 11月に実施される日商簿記検定試験2級合格に向けた、工業簿記・原価計算の基礎学力の構築と検定試験対策。
キーワード 工業簿記,原価計算,日本商業簿記検定試験2級
開講年度
2017
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
4
コース 1年生 (経営)会計ファイナンスコース基本科目(2014年度以降入学生)
2年生 (経営)会計ファイナンスコース基本科目(2014年度以降入学生)
4年生 (経)会計ファイナンスコース基本科目(2008~2011年度入学生)

授業の目的及び概要 原価計算・工業簿記は製造業を対象とした会計処理や管理会計理論の学修を進める上で基礎となる科目です。
11月に実施される日商簿記検定試験2級の合格を目標として授業を展開します。
工業簿記の合格点をとるための基礎学力を身につけられるよう、各論点の解説と問題演習を行います。
すでに工業簿記を学修したことのある方を対象として、前半15回の講義を通じて工業簿記の理論と手続きについて学修します。検定試験後の、後半15回では、1級合格のために修得に必要な分野も学修します。
この科目を履修することにより、専門知識の定着はもちろんながら、社会に出てから大いに役立つスキル(問題解決力・数理計算能力・論理的思考力など)が身に付きます。
履修条件 すでに日商簿記検定試験3級を取得しているか、春学期に開講される「初級簿記」の履修を通じて2級商業簿記の基礎知識を修得していることが望ましい。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、以下に該当します。
2. 経営学を中心とする幅広い専門知識を身につけている。
3. 企業をはじめとする組織の経営問題を理解し、その解決の方法を考える力を身につけている。

また、この演習は、会計ファイナンスコースの学生を主な対象とた専門科目です。

学修の到達目標 日商簿記検定試験2級の合格に必要となる、工業簿記の理論と手続きについての基礎・応用学力の修得できます。
授業の方法 基本的に、指定するテキストに従って論点の解説を中心に行います。
各論点については例題、練習問題による演習も交えながら、実際に検定試験ではどのように出題されるのか、について確認します。
提出物を課す際には必ずコメントを付し、フィードバックします。


授業外の学修(予習・復習等) 講義時間外の自主的な反復練習が必要不可欠となります。
各自、講義内容の復習と問題演習を怠らないようにして下さい。
授業において課された課題に取り組み、学修した内容の理解が深められるように努めて下さい。
テキスト・参考書 「よくわかる簿記シリーズ 合格テキスト 日商簿記2級工業簿記」 TAC(株)
「よくわかる簿記シリーズ 合格トレーニング 日商簿記2級工業簿記」 TAC(株)

授業は指定するテキストに従って進めますが、配布物はIT's classにアップします。
成績評価の基準・方法 中間試験30%、期末試験70%の合計得点から成績評価します。

履修上の注意事項など 受講を検討している方は必ず第1回目から出席してください。
継続的な学修を促すため毎回出席するようことをお勧めします。
簿記の受講には電卓が必要不可欠となります。携帯電話の機能で代用することは認めていません。
この科目の履修にあたって 日商簿記検定試験2級の取得に向けた学修に限らず、1級を目指す方、将来公認会計士や税理士などの会計専門職に就きたいと考えている方に受講をお勧めします。
検定試験の合格をより確実なものとするため、本科目と並行してエクステンションセンターの「会計職基礎講座」を受講することをお勧めします。

オフィスアワー 月 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、数学の基礎、レポート作成支援、キャリアと進路、大学院進学(会計・経営学系)


第1回 材料費

材料費とは
材料の購入原価の計算
材料の消費額の計算
予定価格法

第2回 労務費

労務費とは
労務費の分類
労務費の支払額の計算

第3回 経費

経費とは
経費の消費額の計算

第4回 個別原価計算Ⅰ

個別原価計算とは
製造直接費の賦課
製造間接費の実際配賦
仕掛品勘定の理解
製造間接費の予定配賦と配賦差異の分析

第5回 部門別個別原価計算Ⅰ

部門別個別原価計算とは
部門別個別原価計算の手続き
各製造部門と補助部門への集計(第1次集計)
補助部門費の各製造部門への配賦(第2次集計)

第6回 部門別個別原価計算Ⅱ

製造部門費の実際配賦
製造部門費の予定配賦
差異の計算

第7回 総合原価計算Ⅰ

個別原価計算と総合原価計算の違い
総合原価計算の手続き
月末仕掛品原価の計算
月初仕掛品がある場合の計算

第8回 総合原価計算Ⅱ

正常仕損費の処理
月初仕掛品がある場合の正常仕損費の処理(平均法・先入先出法)工程別総合原価計算とは
工程別総合原価計算の手続き


第9回 財務諸表

勘定連絡図と財務諸表
製造業の財務諸表

第10回 標準原価計算

標準原価計算とは
標準原価計算の手続き
標準原価の設定と計算
標準原価の設定と計算・原価差異の分析
標準原価計算の財務諸表

第11回 直接原価計算

全部原価計算と直接原価計算の違い
直接原価計算の手続き
勘定連絡図の把握
CVP分析
原価の固変分解

第12回 標準原価計算・直接原価計算の復習

問題演習

第13回 本社工場会計

本社工場会計の手続き
工場会計を独立させた場合の記帳方法

第14回 検定試験対策

出題傾向の分析
日商簿記検定試験2級合格に向けた答練

第15回 検定試験対策

出題傾向の分析
日商簿記検定試験2級合格に向けた答練

第16回 材料費

購入原価
消費額
棚卸減耗の処理
予定価格

第17回 労務費

賃金の計算
予定賃率による計算
直接工・間接工賃金消費額とその他の労務費

第18回 経費

経費の計算
外注加工賃

第19回 単純個別原価計算

基準操業度
製造間接費の配賦計算

第20回 部門別個別原価計算Ⅰ

部門費集計
補助部門費の配賦
複数基準配賦法

第21回 部門別個別原価計算Ⅱ

補助部門間のサービスの授受
製造部門費の製品への配賦

第22回 個別原価計算

仕損費の計算と処理

第23回 単純総合原価計算

仕掛品原価と進捗度
完成品と月末仕掛品への原価配分方法

第24回 工程別総合原価計算

累加法
材料の追加投入

第25回 組別総合原価計算

種類の違う製品に適した総合原価計算

第26回 等級別総合原価計算

等級別総合原価の概要
連産品の取り扱い

第27回 標準原価計算Ⅰ

標準原価計算の概要
標準原価差異の分析

第28回 標準原価計算Ⅱ

減損・仕損の計算
配合差異
歩留差異

第29回 まとめⅠ

工業簿記(基礎)の総復習
問題演習

第30回 まとめⅡ

工業簿記(応用)の総復習
問題演習