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    授業内容詳細

 判断推理(論理)
   Judgment and Inference (Logic)
授業科目区分
共通教育科目・一般教養科目(学際分野)
担当者 山木 和(教授)
グレード G2
テーマ 公務員試験「判断推理」における論理・言語問題
キーワード 判断,推理,論理,暗号問題,対応推理
開講年度
2017
開講時期
春・秋
配当年次
経済学部・法学部1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 「判断推理」は、公務員試験特有の科目で、公的な業務に必要な条件処理能力の適正を見るものである。たとえば、複数の場合が存在するときには正確に場合分けをする。あらゆる場合を検討し確実に言えること言えないことをはっきり判断する。このように、「判断推理(論理)」は、クイズ・パズル的とも言える問題に接して「柔軟な思考力と迅速な判断能力」を身につける授業である。
国家公務員、地方公務員、警察官、消防官などの大卒レベルの過去問が解けることを目指す。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目では、学位授与の方針(DP)を踏まえて、学生が本学における学修と経験を通じて身につける知識や能力のうち、「数的処理能力」を身につけます。
この科目は、汎用的能力、論理的思考を養うための共通教育科目の「一般教養科目(学際分野)」に位置づけられています。
この授業は、公務員を目指す学生が初めて学ぶ段階の科目である。この科目では、公務員試験における「判断推理」問題のうち、論理・言語分野を扱う。この授業と数理・図形分野を扱う「判断推理(図形)」とで、「判断推理」の全ての基礎を網羅する。この科目は、公務員試験対策科目であり、法学部の公務員コースの推奨科目に位置づけられている。
学修の到達目標 公務員として仕事を遂行する際には、諸課題を論理的に分析判断し、その解決に向けて業務を論理的に計画し、その計画を論理的にまわりに説明し、実行していかねばならない。この科目を学ぶことにより上記の論理的能力が身につく。実践的には、公務員試験でのこの分野における問題が60%以上解けることを目標とする。
授業の方法 この授業は、演習を伴った講義授業であり、実際に受講生が問題を解くことによって、論理的能力、判断能力を身につけるようにする。最初に講義形式でその単元の考え方の基本を解説し、続いて受講生が5題程度の練習問題を実際に解く。その後、教員がその問題の学術的な関連事項の説明とともに、解法のポイント・テクニックの解説を行う。それにより受講生は当日のテーマの基本的考え方を理解する。さらに3題程度の問題が宿題として出され、次週の授業で宿題のチェックと解説を行う。
解説のためにスクリーンを利用したりして、積極的にICTを活用する。また、Web(IT's class等)で授業中に使用したプリント資料等を配布する。
授業外の学修(予習・復習等) 毎回の単元では必ず宿題を課します。その日に学んだ内容は宿題をすることによって、理解が深まり自分のものになります。ゆえに授業以外で単元の復習や宿題を必ずやり遂げて、授業に臨んで下さい。
テキスト・参考書 テキスト(教科書)は、『絶対決める 数的推理判断推理 公務員試験合格問題集』新星出版社 1,200円。本テキストは、判断推理(論理)、判断推理(図形)の2科目の共通テキストである。本テキストは授業時に毎回使用するので必ず携行すること。
成績評価の基準・方法 判断推理(論理)問題に関する知識を有しているだけでは学習成果を達成したとはいえない。実際に問題を解く能力を評価する。中間試験と学期末試験を実施する。基本的に毎回宿題が出る。成績評価のおおよその配分は、中間試験30%、学期末試験40%、授業への積極的参加14%(授業回数で変わる)、宿題での採点16%である。
履修上の注意事項など
この科目の履修にあたって 宿題は授業の復習と理解度のチェックに大いに役立つので、真剣に取り組むことが大事である。正解は一つであるが解き方は様々であるので、積極的に前に出て発表する等の能動的な授業参加を心がけてほしい。
オフィスアワー 月 12:10~13:00 花岡コモンズ 授業の質問、数学の基礎、公務員試験対策、その他(ITパスポート関連科目、情報系資格試験対策、判断推理(論理)、判断推理(図形))
木 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 


第1回 授業ガイダンス

授業概要の説明をはじめとした授業ガイダンスを行う。

第2回 順序推理

順序の情報を不等号を用いて表し、文字どおり順序を推理する問題を扱う。

第3回 対戦推理

試合の勝敗決定の問題である。試合の主な形式にリーグ戦とトーナメント方式があるが、ここでは主としてリーグ戦方式の勝敗について対応表(勝敗表)を使って解く問題を扱う。

第4回 席順推理

相対的な席順の情報をわかりやすく図示することによって、座席や区画の配置を推理する問題を扱う。

第5回 真偽推理

いわゆる「うそつき問題」です。うそつきが誰なのかを仮定し、矛盾を発見する「背理法」を使った解法を理解する。

第6回 時間推理

順位的順序関係の問題を扱う。まず条件を整理し、時間の前後関係を線分図で表し、解答にたどりつく方法を習得する。

第7回 位置推理

教室における座席の位置のような「平面的位置関係」と、マンション入居のような「空間的位置関係」を扱う。

第8回 中間試験

これまでに学習した範囲(第2回から第7回の内容)で、中間試験を行う。

第9回 ベン図

全体集合Uを長方形の内部で表し、部分集合をその内部に円で表す。このようにして表された図をベン図という。多くの場合、集合どうしの関係等をベン図で表すことができるし、また、定理の簡単な証明の手段として用いられることがある。

第10回 命題推理(1)

命題と対偶・逆・裏の真偽関係を理解し、命題の結びと交わり、ド・モルガンの法則を学ぶ。

第11回 命題推理(2)

ある命題の結論と別の命題の仮定が同じものである時、それらの二つの命題を連結して、一つの命題を作ることができる。この三段論法について学ぶ。

第12回 規則推理

いわゆる「暗号の問題」である。数字や記号と文字の間の規則性を考え、いくつかの暗号の解読法を学ぶことによって、分析力を養います。

第13回 対応推理

判断推理頻出分野の一つで、2つ以上の項目の対応関係を推理します。ほとんどの問題は、「対応表」と呼ばれる表に条件を整理して解いていく。

第14回 手順推理

さまざまな操作の手順を追う問題である。天秤ばかりで選び出す問題を代表例として説明して、その他の手順問題を解く。

第15回 授業の総括

授業内容の総まとめ