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    授業内容詳細

 環境保全論
   Environmental Conservation
授業科目区分
共通教育科目・総合科目(学際分野)
担当者 加納 義彦(教授),養父 志乃夫(講師)
グレード G2
テーマ 環境共生型社会を形成していくためには生態系の構造と環境及び暮らしとの関係を理解することが重要である。この授業では、日本の自然環境と生態系の概要を学び、古くから暮らしの礎となってきた里地里山における自然環境の役割とその機能について理解する。
キーワード 地球温暖化対策,生物多様性保全,暮らしの環境,里山環境,自然再生,ビオトープ,市民活動,地域づくり,生態系,ミティゲーション
開講年度
2017
開講時期
夏季集中
配当年次
2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 (オムニバス方式/全15回)

(加納 義彦/1回)
授業全体の概要、生物多様性の質、指標生物、注目すべき生態的要素と主な動植物の構成種等について解説する。

(養父 志及夫/14回)
日本の自然環境の特質について、過去から現在までの姿を学び、環境負荷の少ない、また、環境共生型の暮らしや循環型社会を作っていくための基礎学力を習得する。
履修条件 特になし。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) 「ビオトープ管理士二級」、「自然再生士補」の資格取得を目指し、実践的な講義を実施します。
学修の到達目標 日本の自然環境の基盤となっている里地里山の成り立ち、背景、構造に関する理解を持って合格(可)とする。生態系と循環型社会の暮らしとの関係を理解することによって「良」とする。里地里山での人々の営みと動植物との関係を理解することによって「優」とする。
授業の方法 1.集中講義により指定のテキスト『里山里海 生きるための知恵と作法、循環型の暮らし』を使い、授業計画に沿った講義形式で行います。

2.理解を深めるために,各自が講義室のパソコンを利用し、インターネットなどを通し、毎回のテーマに直結した実例にアクセスします。

3.授業には必ず出席し,講義内容に関する板書を筆記し、よく理解してください。出席は毎回とります。
授業外の学修(予習・復習等) 普段から日本・アジアの環境問題や暮らしに関して注視し、今後の生活の行方とあり方に関する関心を深めてください。
テキスト・参考書 授業はテキスト『里山里海 生きるための知恵と作法、循環型の暮らし』(勁草書房刊)ISBN-13: 978-4326653997にもとづいて行います。 
成績評価の基準・方法 授業への参加度(50点)、最終試験(50点)を合計して成績を評価します。
履修上の注意事項など カードリーダーで出席だけを行い、その後、すぐに退室する授業受講放棄を厳禁します。
この科目の履修にあたって 授業には必ず出席し,講義内容をよく理解してください。生態系の仕組みや構造はもとより、日常の暮らしや環境・食料問題等を学び、さらには将来の環境政策を熟考することが可能な学力を身につけてください。また、実務上、有用な「ビオトープ管理士二級」、「自然再生士補」の資格取得を目指し、実践的な講義を実施します。
オフィスアワー 加納 義彦
木 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、その他(環境関連問題について)


第1回 オリエンテーション (加納)

本講義の受講方法、注意点、資格試験受験方法などについて学ぶ。自然再生士補(資格取得認定科目)、ビオトープ管理士2級資格取得を目指して

第2回 基礎知識の習得1 (養父)

1.生態系の構図、2.生態系の構造

第3回 基礎知識の習得2 (養父)

1.お米など食糧・食料生産構造の変貌、2.エネルギー源の変化と自然環境

第4回 基礎知識の習得3 (養父)

1.自然破壊など環境問題、2.生物多様性の減少

第5回 里山里海の姿 (養父)

1.土地の使い方、2.資源保続と分かちあい、3.暮らしと里山里海の変貌

第6回 里山里海の暮らし (養父)

1.家族・集落、2.暮らしの礎

第7回 次代を育てた里山里海 (養父)

1.次代を育てた集落

第8回 食糧・食料の自給と循環 (養父)

1.稲作、2.畑作、3.保存食材、4.家畜、5.肥料の再生利用

第9回 半栽培する食材や薬草など (養父)

1.里地里山、2.里川・溜池・里湖、3.里海

第10回 再生させる暮らしの素材 (養父)

1.エネルギー、2.水、3.生活雑貨

第11回 蘇る里地里山(養父)

1.土手・畦・林床・草刈り場、2.牧野、3.燃料山

第12回 蘇る里地里山② (養父)

1.国際連合世界農業遺産に認定された里山、2.里山の資源を活かす観光地

第13回 自然再生の実際 (養父)

自然再生の実践例から、構想、計画、設計のフローと、その組立方を学ぶ。

第14回 循環型の暮らしを目指して(養父)

食材や燃料、家屋等に関する循環型の暮らし実践例を紹介し、今後の暮らしのあり方、行方について熟考する。

第15回 質疑・総合討論・試験 (養父)

全講義を通して学んだ事項を総括的に整理し、質疑と討論によって、各受講回での修得内容をより深化させる。