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    授業内容詳細

 環境フィールドスタディⅡ
   Field Studies of Environmental Problem Ⅱ
授業科目区分
共通教育科目・総合科目(学際分野)
担当者 加納 義彦(教授)
グレード G2
テーマ 環境フィールド・スタディーⅡ―高安山の水循環系の再生活動と生物多様性の維持
キーワード 里やまの保全,生物多様性,ドビ流し(池干し),自然再生
開講年度
2017
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 この授業では、生態系の基本的な原理について解説し、生態系をモデルにした環境保全の方法とは何かを身近なフィールドでの体験を通して学び、環境問題の現状を理解する。特に、里地・里山と呼ばれる地域の水循環系がどのように維持されるかということ、またその水の循環が健全に維持されることによって、生物の多様性が維持され、人間の生活も維持されていることを観察や調査によって学修することを目標とする。また、実際に水循環系を保全するための森林整備や、ドビ流し(池干し)等を体験する。
履修条件 この科目は、野外調査や環境保全活動を実践的に実施します。普段の授業は花岡キャンパス内で実施しますが、森林整備は高安山へ移動して実施します。したがって、各期に1回、日曜日に授業を実施します。移動のための交通費(ケーブル代:1100円)は自費で参加してもらいます。環境フィールドスタディは、体験実習を重視しますので、森林整備に参加可能な学生のみ履修してください。
科目の位置づけ(DP・CPとの関連) この科目は、学位授与の方針を実現するため、社会人として必要な環境市民の知識と能力を身につけるための共通教育科目の「学際分野」に位置付けられています。
学修の到達目標 社会人として必要な環境市民としての知識・能力を実践活動を通して、身につけることを目標とします。
授業の方法 最初の基本的な内容についての説明は、ビデオ鑑賞やプリントを配布して行います。実地調査の際には、調査の結果をまとめ、レポートを作成します、そして発表討論を行ます。レポート作成、発表を個人でするのか、グループ単位でするのかは履修状況を見て判断します。キャンパス内、地域の自然保護・保全活動については調査の結果を踏まえながら実施します。
授業外の学修(予習・復習等) 生活上の環境保全に関心を持ち、大学や地域において実施されている実践的な環境保全活動などにボランティアとして参加してほしい。
テキスト・参考書 『自然再生』 鷲谷いづみ著 中公新書
『里山資本主義』藻谷浩介・NHK広島取材班共著 角川新書
成績評価の基準・方法 レポート点(50点)と授業(フィールドワーク)への参加度(50点)の合計で成績を評価します。期末試験は実施しません。
履修上の注意事項など この科目は、野外調査や環境保全活動を実践的に実施します。環境フィールドスタディは、体験実習を重視しますので、自然再生活動としての溜池の調査や森林整備及び有機栽培などの実習に参加可能な学生のみ履修してください。
この科目の履修にあたって 自然再生活動や環境保全活動に強く関心のある学生に履修を進めます。野外調査など危険を伴う場合がありますので、指導教員やティーチングアシスタントの指示によくしたがってください。
オフィスアワー 木 12:10~13:00 相談ラウンジ(八尾4階) 授業の質問、その他(環境関連問題について)


第1回 はじめに 環境フィールド・スタディーとは

生態系をモデルにした環境保全活動の実践(フィールドワーク)を実施するに当たって、事前に環境保全活動の意義と価値について解説します。

第2回 フィールドワーク①:ふれあい池の生態調査

大学校内のふれあい池において、水質調査方法、生物調査方法の基礎編を実習する。

第3回 レポート作成①

フィールドワーク①:ふれあい池の生態調査のレポート作成

第4回 フィールドワーク②:ふれあい池の生態調査

大学校内のふれあい池において、水質調査方法、生物調査方法の基礎編を実習する。

第5回 フィールドワーク③:ふれあい池のドビ流し

ふれあい池のドビ流し大学校内のふれあい池において、伝統的な水管理法であるドビ流しを実施する。ふれあい池の水質調査、生物調査の基礎編を実習する。

第6回 レポート作成②

フィールドワーク③:ふれあい池のドビ流しのレポート作成

第7回 フィールドワーク④:ふれあい池の生態調査

大学校内のふれあい池において、水質調査方法、生物調査方法の基礎編を実習する。

第8回 水質分析実習

フィールドワーク④:ふれあい池の水質分析のレポート作成

第9回 フィールドワーク⑤:高安山の森林整備

高安山の森林整備と水の循環系の再生活動に参加する。

第10回 レポート作成③

フィールドワーク⑤:高安山の森林整備の報告書作成

第11回 フィールドワーク⑥:保護池生態調査

ニッポンバラタナゴの保護池でため池の生態調査を実施する。水質の測定、ニッポンバラタナゴとドブガイの測定、ヨシノボリ採集など

第12回 レポート作成④

フィールドワーク⑥:保護池生態調査の結果をまとめる

第13回 環境保全活動の企画討論

環境NGO・NPOのボランティア活動のサポートと実践するため企画討論会

第14回 まとめ

生態系をモデルにした環境保全活動の実践(フィールドワーク)を通した環境保全活動の意義と価値についてのまとめ

第15回 代休 (フィールドワーク⑤)

フィールドワーク⑤の代休