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    授業内容詳細

 現代社会と教育
   Education in Modern Society
授業科目区分
共通教育科目・一般教養科目(学際分野)
担当者 松井 玲子(講師)
グレード G2
テーマ 現代社会が抱える多様な教育問題を、教育者と被教育者の応答的関係という観点から考察する。
キーワード 現代社会,教育臨床,キー・コンピテンシー,応答的関係
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 この授業では、現代社会におけるさまざまな教育問題を具体的に把握すること、教育諸課題に対応しうる資質を身につけることを目標とする。
具体的には、育つ者(被教育者)の視点と育てる者(教育者)の視点から諸課題を捉え、多面的に諸課題を分析し、社会を構成する者の責務として次世代を育成しようとする応答的姿勢を身につけることを目指す。
履修条件 特になし
科目の位置づけ(DPとの関連) この科目は学位授与の方針(DP)に定める、学生が本学における学修と経験を通じて修得する知識や能力のうち、幅広い教養を身につけることに役立ちます。
学修の到達目標 ① 現代社会におけるさまざまな教育問題を具体的に把握する。
② 教育者と被教育者との応答的関係を多面的・分析的に理解する。
③ 家庭、学校、地域社会における教育課題に対応しうる資質を身につける。
授業の方法  講義を基本とする。また受講生の主体的・積極的な学びを実現するために、グループワーク、プレゼンテーション等のアクティブ・ラーニングの形態での学びも体験出来るように配慮する。
授業外の学修(予習・復習等) 子どもに関わる社会現象に関心を持ち、新聞記事、ニュース、出版物などに目を通すよう努めること。
テキスト・参考書  教育についての最新情報のプリントを適宜、配布するので、各自、ファイルすること。
成績評価の基準・方法 ワークシート(4回)40%、レポート(2回)60%
ワークシートは、自己の考えをまとめる「授業内ワークシート」と、次回検討する次回検討する事柄に関わる新聞記事・ニュースを調べてくる「予習ワークシート」がある。
レポートは、授業のまとまりごとのまとめと自分の考えを深めるものである。
ワークシートとレポートから、授業に臨む姿勢、授業参加度、授業からの学びを総合して評価する。
この科目の履修にあたって 子どもに関わるさまざまな問題を通して、現代社会をみていく視点が得られると考える。その際、自分の考えをまとめ表現することが、問題の理解を助ける。自分なりの考えが表現できるようになるために、自己評価シートをノートの最初に張っておき、自己の課題を補うよう心掛けること。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 子どもとは

 子どもとはどのような存在だろうか。ユニセフの活動を通して世界の子どもの状況をみていく。

第2回 現代社会における家族

 子どもにとって家族は大きな意味をもつ。現代社会における家族の特徴、機能、問題について概観する。

第3回 ワーク・ライフ・バランス

 現在、働き方改革が議論されている。家族の問題を考えていく上で重要であるワーク・ライフ・バランスについて考察する。
次回までに子どもに関する新聞記事を探してくる。

第4回 子どもの貧困

 あらかじめ調べてきた子どもに関する新聞記事、ニュースなどについてグループワークを行う。
子どもの貧困について概観し、社会で行われているさまざまな対応についてみていく。

第5回 虐待

 虐待について概観し、専門家・専門機関との連携・協働について考えていく。

第6回 待機児童問題

 統計資料等から待機児童問題について概観する。また、保育所建設と地域社会との関わりから、具体的に待機児童問題について考えていく。

第7回 さまざまな幼児教育のあり方

 幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援の量の充実や質の向上を進める「子ども・子育て支援新制度」から、ざまざまな幼児教育のあり方を概観する。
次回までに、ノート、配布プリントについて理解を深めておく。

第8回 中間まとめ

 家庭と地域社会におけるさまざまな教育問題を整理し、レポートにまとめる。

第9回 学校教育の危機

 いじめ、不登校などを事例に、学校教育の危機について考察する。

第10回 発達障害

 発達障害について概観し、専門家・専門機関との連携・協働について理解し、その支援について考えていく。

第11回 21世紀型能力

 学校教育の危機を、キー・コンピテンシー(コミュニケーションの道具/対人関係/自己教育)との関連において再考していく。

第12回 ネット社会と子ども

 ネット社会に生きる子どもたちの学びの可能性と、問題点について考察していく。

第13回 教育と経済

 さまざまな教育政策が子どもの発達にどのように関わっているのか、社会全体にどのように関わっているのか。教育政策の経済効果をはじめ、教育と経済の関わりについてみていく。

第14回 子どもとの応答的関係

 社会人、教育者、親として子どもとどのように関わっていくのか。教育を再生するものとして、子どもとの応答的関係について考えていく。
次回までに、ノート、配布プリントについて理解を深めておく。

第15回 授業の総括

  学校教育におけるさまざまな教育問題を整理しレポートにまとめ、今後に繋がる各自の課題を明確にする。