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    授業内容詳細

 文化人類学
   Cultural Anthropology
授業科目区分
共通教育科目・一般教養科目(人文分野)
担当者 桑原 武志(講師)
グレード G2
テーマ 人類の文化と生活様式の多様性を学び、文化人類学的に考察することがどのような意味を持つのかを考えます。
キーワード 文化,世界観,民族,人種,社会,宗教,多様性,風土,価値観,先住民
開講年度
2018
開講時期
配当年次
1・2・3・4
単位数
2

授業の目的及び概要 文化と呼ばれるものが、人類の社会生活を形成していくうえで重要な役割を果たしています。文化には、生活の基本となる衣・食・住をはじめ、社会のあり方や信仰等も含まれており、異なる文化を学び理解することにより、あらためて自国の文化についても理解を深めることができます。授業では具体的事例を示しながら、文化の多様性を知り、広い知識と視野を身につける。日本の文化と異なる文化を学び理解することにより、日本の文化についても理解を深めることを目的とします。
履修条件 特にありません。
科目の位置づけ(DPとの関連) 文化人類学は「異文化理解」の学問とも言われています。異なる文化や社会を学ぶことで、広い知識と視野を身につけて下さい。
学修の到達目標 文化人類学の考え方や用語を理解し、世界のさまざまな地域に暮らす諸民族の文化の多様性を学び、日本の文化についても理解を深めることを目標とします。
授業の方法 授業は講義が中心です。教科書は使わずプリントを配布し、PowerPoint・視聴覚機器も利用しながら授業をすすめます。
優秀なレポートについては、授業中に紹介します。
授業外の学修(予習・復習等) 授業で配布したレジュメを見直し、疑問点などを洗い出して、次回の授業で質問できるようにしておくこと。
吹田市の万博記念公園内にある「国立民族学博物館」や八尾市内にある「歴史民俗資料館」などの見学に行ってもらいたい。
テキスト・参考書 テキストは使用しません。
参考書については、必要に応じて授業中に紹介します。
成績評価の基準・方法 「小テスト・レポート」(40%)と学期末に行う「定期試験」(60%)などで、総合的に評価します。


この科目の履修にあたって 文化人類学の基礎を学ぶことによって自文化(自分の属する文化)についても理解し、現代社会が直面している文化的な諸問題についても関心をもつようにしてください。
主体的・積極的に学ぶ姿勢を持ち、配付プリント及び自筆ノートは毎回整理するようにしてください。
オフィスアワー 各教員のオフィスアワー受付曜日・時間・場所については、本学Webサイトの「オフィスアワー」ページに掲載しています。
<アクセス方法>
大学Webサイトの[トップページ]→[キャンパスライフ]→[教務情報]→[オフィスアワー]
<URL>
http://www.keiho-u.ac.jp/campuslife/affairs/officehour.html

授業の内容や学習上の問題などについて質問や相談を行いたい場合は、実施曜日・時限を確認のうえ実施場所を訪れてください。
※なお、非専任講師については、担当授業前、終了後の教室や講師控室等での質問、相談を受け付けています。


第1回 人類の起源と文化

授業内容と授業計画の説明後、人類の起源と文化について説明します。

第2回 文化人類学とは何か

文化人類学でいう「文化」の言葉のもつ意味を理解し、文化人類学の基礎的な用語を学び、「文化とは何か」について考えます。

第3回 文化と文明

長い歴史を経て形成された人間集団(民族)の独自の文化の根本にある、その歴史と文明について考えます。

第4回 人種と民族

概念として捉えることが難しい「人種」「民族」「種族」「部族」という言葉の持つ意味について考えます。

第5回 国家と少数民族

多民族国家における先住民や少数民族の文化を学び、先住民・少数民族とは何かを考えます。

第6回 文化と風土

人間をとりまく環境はきわめて多種多様です。密接にからみあっている自然環境と文化の関係について考えます。

第7回 文化人類学と民族誌①

民族誌とはフィルドワークをもとに、ある民族の文化や社会について記述したものです。民族誌を紹介し、その民族の文化について考えます。

第8回 文化人類学と民族誌②

民族誌とはフィルドワークをもとに、ある民族の文化や社会について記述したものです。民族誌を紹介し、その民族の文化について考えます。

第9回 文化と宗教

世界には民族が独自に発展させてきた宗教と、民族という枠を超えて布教活動などによってひろめられた宗教があります。文化と宗教の関係について考えます。

第10回 多様な文化 「採集狩猟民の文化」

現在でも食糧生産活動を行わず、自然の資源をそのまま獲得利用する採集狩猟民の文化について考えます。

第11回 多様な文化 「遊牧民の文化」

牛・馬・羊・山羊などの家畜化は、人類に食糧資源の安定と移動生活を可能にしました。 中国・モンゴル・チベットなどで暮らす、遊牧民の文化について考えます。

第12回 多様な文化 「農耕民の文化」①

私たちに身近な米のルーツをたどり、文化の伝播(人の移動・交流)について考えます。

第13回 多様な文化 「農耕民の文化」②

伝統的な文化が、新しい文化を受け入れ社会が発展していく過程について考えます。

第14回 まとめ①

上記の授業を踏まえ、「日本文化」と異なる文化に所属する人びと(民族)の文化を理解することの必要性を考えます。

第15回 まとめ②

上記の授業を踏まえ、「日本文化」と異なる文化に所属する人びと(民族)の文化を理解することの必要性を考えます。