経済学部 経営学科 藤村佳子ゼミ

演習I「あした葉MAX100」販路拡大プロジェクト

実際の企業とのコラボレーションプロジェクト。
商品の売上アップに向けた企画をゼミ生たちが提案。

「企業経営とはどういったものなのか?」「会社組織はどのように動いているのか?」。このようなテーマについて、理論を学ぶだけでなく、学生自身が実際の企業活動に参加して体験から学ぼう、というのが、藤村ゼミで展開されている取り組みです。奈良県の医療機器・ヘルスケア製品メーカー、メディソニック株式会社と連携。同社の製品であるサプリメント「あした葉MAX100」の売上アップをめざした販売戦略の企画提案に、ゼミ生たちが挑戦しています。

プロジェクト説明

現状の販売方法やプロモーション等についての
課題を探り出し、解決策となるアイデアを立案。

食物繊維やビタミン等の栄養素を豊富に含む「あした葉」を、添加剤などを加えずにタブレット状にしたものが「あした葉MAX100」。この「あした葉」という野菜は、関東では天ぷらや炒めものとして食されていますが、全国的には知名度が低く、その点が売上を伸ばしていく上での課題の一つとなっています。これをふまえ、「あした葉」の知名度アップや製品の販路拡大に向けて、メディソニックと藤村ゼミ、産学連携でのプロジェクトがスタートしました。
ゼミ生たちは実際にこのサプリメントを1ヵ月間飲んで効能を体感。また、現状の販路やプロモーションの方法の分析や他社製品との比較などに取り組み、さまざまな課題を抽出。これらを解決するためのアイデアを企画書にまとめ、メディソニックの社長にプレゼンテーションを行うなど、積極的な活動を展開しています。

教員からのメッセージ

経済学部 経営学科

藤村 佳子助教

Keiko Fujimura

専門分野/
人的資源管理論、組織行動論

ゼミの大きなテーマは、組織運営について学ぶこと。講義科目で理屈は学んでいますから、ゼミでは「実践からの学修を」と考え、この産学連携プロジェクトの実施に至りました。会社組織のなかで働いた経験がない学生たちに、実際の企業活動を体感しながら「どういう風に会社が動いているのか」といったイメージをつかんでもらいたい。そのため、会社組織と外部との接点であり、学生にとっても親しみやすい「製品」に着目したのです。
この取り組みを通じて、グループワークを進める力や、文章や発表での表現力を高めることも、ゼミのめざすところです。最初はみんな自分の意見を出すことにも消極的でしたが、回を重ねるごとに「協働」への意識が高まり、アイデアを企画書にまとめ、社長の前で堂々とプレゼンができるまでに成長してくれました。そのなかで経営組織への理解も進み、私自身も手応えを感じています。

ゼミ学生メッセージ

経済学部2年生

木下 優奈

Yuna Kinoshita

講義を聞いて受け身で学ぶのと違った、実践型のプロジェクトに初めて取り組んでみて、すごく勉強になったと思います。一日分の適量を一袋にまとめて吊り下げ菓子のような形態で販売するアイデア、あした葉の知名度アップのためのプロモーションイベント企画、ホームページの改善案など、グループごとにさまざまな案を出し、プレゼンもできて、自信がつきました。何より、「良い企画は実際に採用されるかもしれない」というのが、やりがいになっています。
将来の夢は、自分の店を開き、経営すること。このプロジェクトをとおして、組織経営だけでなくマーケティングも実践から学べることで、未来につながるたくさんの学修ができていると実感しています。